こんにちは、獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
2024年度と2025年度の国公立獣医学部の共通テストボーダー得点率を比較してみました。
比較してみると、多くの獣医学部でボーダーが少し上がっています。
詳しくみていきましょう!
※ボーダー得点は合格可能性50%の点数です。
共通テストの実施日
- 2025年度:2025/1/18.19
- 2024年度:2024/1/12.13
前期日程のボーダー比較
大学 | 前年比 | 2025 | 2024 |
---|---|---|---|
北海道大学 共同獣医学部 | 2%up | 264/300 (88%) | 258/300(86%) |
帯広畜産大学 共同獣医学科 | 2%up | 528/660(80%) | 468/600(78%) |
岩手大学 共同獣医学科 | 2%up | 741/950(78%) | 684/900(76%) |
東京農工大学 共同獣医学科 | 5%up | 808/950(85%) | 720/900(80%) |
岐阜大学 共同獣医学科 | 6%up | 779/950(82%) | 846/900(76%) |
大阪公立大学 獣医学部 | 3%up | 689/850(81%) | 624/800(78%) |
鳥取大学 共同獣医学科 | 変動なし | 690/920(75%) | 675/900(75%) |
山口大学 共同獣医学部 | 1%up | 800/1000(80%) | 790/1000(79%) |
宮崎大学 共同獣医学科 | 8%up | 800/1000(80%) | 648/900(72%) |
鹿児島大学 共同獣医a | 4%up | 736/920(80%) | 684/900(76%) |
鹿児島大学 共同獣医b | 4%up | 336/460(73%) | 320/450(71%) |
鳥取大学はボーダーに変動なし。
その他の大学では、ボーダーが高くなっています。
特に東京農工大学、岐阜大学、宮崎大学では、5%以上の上昇。
北海道大学、帯広畜産大学、岩手大学、大阪公立大学、山口大学、鹿児島大学は、5%未満の上昇でした。
後期日程のボーダー比較
大学 | 前年比 | 2025 | 2024 |
---|---|---|---|
北海道大学 共同獣医学 | 1%up | 396/450 (88%) | 392/450(87%) |
帯広畜産大学 共同獣医学科 | 2%up | 535/660 (81%) | 474/600(79%) |
岩手大学 共同獣医学科 | 実施なし | 実施なし | 実施なし |
東京農工大学 共同獣医学科 | 1%up | 808/950 (85%) | 756/900(84%) |
岐阜大学 共同獣医学科 | 実施なし | 実施なし | 実施なし |
大阪公立大学 獣医学部 | 実施なし | 実施なし | 実施なし |
鳥取大学 共同獣医学科 | 実施なし | 実施なし | 実施なし |
山口大学 共同獣医学部 | 1%up | 747/900 (83%) | 738/900(82%) |
宮崎大学 共同獣医学科 | 2%up | 913/1100 (83%) | 810/1000(81%) |
鹿児島大学 共同獣医 ※後期試験はa,bの括りなし | 4%up | 764/920 (83%) | 711/900(79%) |
全ての大学で、ボーダーが高くなりました。
5%以上ボーダーが変動した学校はなく、昨年と同じ傾向が続いています。
共通テストの主な変更点(2024年→2025年)
今年度は新課程入試の移行に伴い、「情報」が追加され、ほとんどの大学で点数配分に変更がありました。
多くの大学でボーダーが少し上がった理由
多くの大学でボーダーが少し上がった理由として、
- 共通テスト平均点の上昇
- 情報の追加による影響
といった理由が考えられるかもしれません。
得点率8割以上の高得点層、6割から8割の中間層がともに増加しており、全体的に得点しやすかったようです。
特に、今年度から新しく追加された情報の平均点が70点と高かったです。
まとめ
本記事では、2024年入試と2025年入試の国公立獣医学部共通テストボーダーについて比較しました。
ほぼ全ての大学でボーターが上がっています。
上がった理由として考えられることは、共通テスト全体の得点率が上昇したことです。
来年度本番を迎える2年生は去年今年の傾向もみつつ、対策を進めましょう!
参考記事▼