【2026年度】宮崎大学 獣医学部の入試変更点まとめ(影響と対策も解説)

こんにちは、獣医専門オンライン予備校のベレクトです。

宮崎大学獣医学部を志望する受験生の皆さんに向けて、2026年度入試の変更点について詳しく調査・整理しました。

2024/3月に公開された大学の選抜要項により、今年度から「地域枠」として学校推薦型選抜が新設されることが明らかになっています。

この記事では、公式資料や各種入試情報をもとに、宮崎大学獣医学部の入試変更点とその影響・対策についてわかりやすく解説していきます。

本記事の結論
  • 2026年度、宮崎大学獣医学部に「地域枠」の学校推薦型選抜が新設
  • 地域枠の選抜方法は共通テストと面接で、最大2名まで推薦での合格が可能
  • 地域枠の合格者数に応じて、後期日程の一般選抜の募集人員が減少
  • 推薦型選抜対策に加え、前期日程も含めた柔軟な受験戦略が重要

本記事を監修する専門家

塾長/獣医師 上井 獣医師。東京農工大学農学部獣医学科卒。獣医学生向けオンライン予備校「ベレクト」代表。自身の受験経験と臨床現場での知見を活かし、獣医学部受験に特化したオンライン指導を展開。多数の合格者を輩出している。

【宮崎大学獣医学部】2026年度入試における主な変更点

  • 地域枠として学校推薦型選抜が追加

2026年度(令和7年度)入試より、宮崎大学農学部獣医学科において、新たに「地域枠」の学校推薦型選抜が導入。

この地域枠は、宮崎県内での就職を希望する学生を対象とした制度で、獣医師として地元に貢献する意志のある人材の確保を目的としています。

地域枠の募集人員は「若干名(上限2名)」とされており、大大学共通テストは課すが、独自試験は課さない方式です。

※参照元:令和7年度_入学者選抜要項(宮崎大学)

変更による宮崎大学獣医学部受験生への影響と対策

地域枠として学校推薦型選抜が追加による影響

  • 地域枠で合格者が出るたびに後期日程の枠が減るため、一般入試の後期は狭き門に
  • 推薦入試を利用する志願者にとっては新たなチャンス
  • 選抜方法は共通テストと面接

この地域枠の導入は、後期日程の一般選抜にも影響を与えます

具体的には、地域枠で1名が合格した場合、後期日程の募集人員が1名減少し、2名合格した場合は2名減少する仕組みです。

これにより、後期日程の競争率が従来よりも高まることが予想されます。

対策ポイント

  • 後期日程を目指す受験生は、前期や推薦など他方式への対策も視野に入れる
  • 宮崎県内での就職を検討している受験生は、地域枠の利用を積極的に考慮する
  • 学校推薦型選抜に対応した面接・書類対策も重要

まとめ

宮崎大学獣医学部の2026年度入試では、「地域枠」としての学校推薦型選抜の追加が大きな変更点となります。

この制度の導入は、地域に貢献したいと考える受験生にとって新たな可能性をもたらす一方で、後期一般選抜の枠が減少することにより、従来の受験戦略を見直す必要もあります。

進路選択の際は、自身の志望や将来の進路をよく考え、複数の選択肢を比較・検討することが重要です。

この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校「ベレクト」のなかの人。塾長を除く、講師全員が現役獣医学生。塾長ももちろん獣医師。講師数は現在100名超え。講師がコラムの執筆にも関わっており、獣医学部合格者の実体験をもとにした情報発信を行なっております。