獣医専門オンライン予備校のべレクトです。
祝!🌸北海道大学 獣医学部合格!!
今回は2025年度 北海道大学 獣医学部に合格したKさんと指導に当たった渡邉へのインタビューをご紹介します。
合格されたKさん、本当におめでとうございます!
獣医学部での益々のご活躍心よりお祈りしています!
受験した大学

国公立大学は前期に東京農工大、後期で北海道大学を受験して、後期で合格を頂いました。
私立大学は麻布大学と北里大学を受験して、どちらも合格を頂きました。
合格した率直な感想

やっと受験が終わったという安心感が大きいです。
行きたかった国公立大学の獣医学部に最後何とか合格できて、本当良かったなって気持ちでいっぱいです。
べレクトに入ったきっかけ

入塾されたのが高校2年生の3月頃だったと思うのですが、きっかけや理由などはありますか?

きっかけは獣医学部についてネットで調べた時に、いつも検索の上位にベレクトがあり、それでベレクトの存在を知りました。
その後、無料の面談に申し込んで、その時のアドバイスとかお話とかで信頼できそうだと思ったので入塾を決めました。
部活動との両立

入塾前、元々すごくハードな部活に所属していたということで、どのように勉強していましたか?

2年生の11月まで水泳部に入っていて、その部活が本当にハードな部活で、部活終わって家帰ったら10時過ぎてるとかザラにありました。
部活に入ってる時は、ほとんど勉強しないで定期テストを乗り越えることにだけフォーカスして勉強していました。

その後、農工大に志望校を決めていくにあたって、オープンキャンパスに行ったと思うのですが、オープンキャンパスに行って自分の中で何か変わったことはありましたか?

まず東京農工大の入り口がすごく素敵で、通いたいという気持ちがすごく湧いてきて、それがきっかけだったと思います。
その勢いとやる気のまま「部活をやめます」と言って、翌年の1月から受験勉強を始めました。

確かに東京農工大の正門は、すごく重厚感のある造りで素敵なので、一度行くといいのかなと思います。

べレクトに入って良かったこと

やはり勉強スケジュールがあったので、それを軸に自分に足りないものとか渡邊先生のおすすめの参考書とかをプラスして、参考書スケジュールを軸にしたことです。
勉強のペースが前より格段に良くなったことが勉強面でベレクトに入って良かったところです。
もう一つモチベーション的に、先生が同じ現役で合格された方だったので、現役合格した先生が担当になったことで成績の目標が明確になり、勉強に集中できたのはとても良いところだったかなと思います。

確かに渡邊先生も同じように、現役で合格という形なので、自分の勉強と重ね合わせながら指導していたのかなと思うのですが、学習管理の面で工夫していたところなどありますか?
基本的には、スケジュールに従ってやってもらい、共通テストとかに関しては東京農工大などを目指すなら、どんなにこけても8割、うまくいったら9割くらいを目標とさせていました。
2次試験も毎年合格最低点が決まっているので、それに乗らないと話にならないということで、逆算的に数学だったら「今40点しか取れていないから、これを90点くらいにしなくてはいけないよ」のように、焦らせるというかただそんなに甘くないということを口酸っぱく言っていました。

目標の点数との乖離などをしっかり意識してもらった感じですね。
成績・勉強時間の推移

5月の全統模試とかだと、共通テスト模試で偏差値ギリギリ60、記述だと50前半みたいな感じで、勉強時間自体は平日6時間、休日は8~10時間くらいでした。

この時期、私立や国立の判定はどうでしたか?

判定はずっとE判定でした。

夏の全統までの間で、伸びた感じだったと思うのですが、夏はいかがでしたか?

5月の模試でだいぶ焦って、8月の勉強時間は一日12~13時間やっていて、共通テスト模試の偏差値は60後半に伸びて、記述も62、私立はA判定とか、国立も北大以外はB判定とかになり始めました。

夏の時点で点で、Kさん的にもいけそうな自信がついてきた感じですか?

そのあたりからやっと周りの人からも、いけそうだみたいな雰囲気が漂い始めました。

10月からはどうでしたか?

9月から11月までは普通に授業があり、平日は6時間、休日は13時間くらいの勉強時間でした。
秋の共通テスト模試の偏差値が67、記述も60後半になってきて、判定もほとんどがA判定になっていました。

受験科目で特に英語の偏差値が、どのくらい伸びましたか?

5月の全統模試で45でしたが、夏の模試で65までのびて、夏に集中的にやった成果が出たと思います。
受験校の決め方

国立の第一志望が東京農工大で、第二志望が北海道大学でした。
どちらも研究や小動物臨床に強く、卒業後の進路が広いのが魅力的でした。在学中の経験を活かして、将来を決める時間があると思い決めました。
私立は高校に大学の方から来ていただき、一対一で面談する機会があり、そこで来てくださったのが、麻生大学と北里大学で、すごく印象も良く、良い大学だと思い、志望校に決めました。
苦手科目について

勉強の中で英語に苦労したそうですが、自分の中で苦手意識はありましたか?

そうですね、ずっと中学校くらいから苦手で、5月までずっと引きずっていました。英語長文が一番苦手で、長文を見ると嫌だなって思いながら解いて、でも結局解けないことが多かったです。
それを渡邉先生に相談したら、量をやった方がいいと提案を受け、量を多くやったことで苦手意識が改善されて解けるようになりました。

渡邉先生は具体的にどれくらい量をやった方がいいとアドバイスをしましたか?
とりあえず一日も欠かさないこと、一日一回でもいいけど、夏休みで時間があるだろうから、2回~3回くらい問題を送って、解いてもらってまた新しい問題を送ってというのを一か月強ずっとやりました。

朝・昼・晩英語長文を一題ずつ解きまくるみたいな、演習を毎日していたということですね。
僕はこれすごく衝撃だったのですが、パワープレイで英語をこなしたという感じですね。
これを通して、意識が変わらざるを得ないと思うのですが、結論として量が大事ということですかね?
そうですね。
基本時に量をやれば大半のことは解決されると私は思っているので、それをやってもらってKさんもついてこられたって感じです。

耳が痛い人も多いと思うので、ぜひ意識してやってもらうといいと思います。
共通テストの得点率

情報の東京農工大の圧縮換算だと81%で、北大の圧縮換算だと80%でした。
同じ大学を受ける人と比べるとおそらく、だいぶ低い得点だと思います。

共通テスト本番はあまり力を発揮できなかった感じですか?

そうですね、地理が一番最初の科目でだいぶ緊張していて、問題文を読み間違えてしまうことなどが多くあり、それでだいぶこけてしまいました。
また、リスニングも一発勝負なので、緊張して焦ってしまい、だいぶ失点してしまったことが大きかったです。
共通テストから前期日程まで

かなりメンタルが強いKさんだと思うのですが、共通テストから前期日程まではどういうところを意識して勉強しましたか?

過去問をどんどんやって、2、3周やって過去問を覚えるくらいの勢いでやって、時間配分に関しては無意識でもその時間配分になるまでやるのを目標にして勉強しました。

実際東京農工大の前期日程を受験してみて、いかがでしたか?

理科2科目は前年通りの難易度で、英語が個人的に難化したと思っています。
英語を解いているときにちょっとやばいと思い、数学が得意で英語が苦手だったので、数学で巻き返せると思っていました。
いざ数学の試験になって解いてみたら、すごく簡単で試験時間が20分以上余る感じで、解いてる間にこれは差がつかないなと思って、今年は英語が強い人が有利だった年なのかなと感じながら受験しました。

受験した感覚としては、結構やばそうな感じでしたか?

そうですね、五分五分と面談の時は言っていましたが、内心は7割がた落ちていると思っていました。

実際、受験結果を見たときに、かなりショックだったと思うのですが、これはいかがですか?

10時に合格発表を見て、自分の番号はなくて、相当ショックを受けました。
当日は1mmも勉強をせず、暗い気持ちのまま寝ましたが、次の日からは勉強しないとしょうがないと思い、ショックは引きずっていましたが、一応机に向かうようにしました。
前期日程の発表から後期試験まで

前期日程の結果が出てから渡邉先生がサポートしていたと思いますが、どういう点を意識しましたか?
合格発表の時刻は分かっており、すぐに連絡が来なかったので、私自身も少し不安に思っていたのですが、結局前期にはご縁がなかったということで、すぐに保護者様込みでKさんと三者面談をしました。
勉強に関しては、後に控えている面接対策と理科に絞られて、英語がもう課されないっていうのは、ある意味大きいことなので、理科と面接にだけ頭を切り替えてやってもらいました。
また、私自身が北大生なので北大の良いところを言って、あまり暗い気持ちにならないようにしていました。

東京農工大が第一志望だったこともあり、モチベーションを上げる意味でもそれは大事だったかもしれないですね。
北大の後期日程を受験する中で、結構気合が入っていた感じですか?

僕はそもそも北大の共通テストのボーダーに8%も足りていなかったので、だいぶ二次試験で頑張らないといけないと意識があり、当日まで受かればラッキーくらいに思っていました。
ただ、理科2科目を受けている時に、意外と解けるなと自信がついてきて、結局生物・化学の順番で解いたのですが、どちらも順調に進み、そこでかなりメンタル的に余裕ができ、面接も堂々とできました。

試験時間内で結構自信が出てきた感じでしたか?

そうですね。

意外と肩の力が下りて、後期試験は力が発揮しやすいとよく言われますね。
後期試験の面接について

面接官3人に順番に質問されて、前半は
- 志望理由だったり
- なぜ獣医学を学びたいのか
- 高校で頑張ったこと
- 高校での立ち位置など
基本的なことを聞かれました。
後半は
- 生命倫理や動物扶助や動物保護の境をどう決めるべきか
- 扶助保護のお金はどこが出すべきだと思うか
- 環境省はどのような立場をとるべきかと思うか
など、ちょっと答えにくい質問が飛んできた感じです。

じゃあ、パーソナルな質問と獣医倫理や知識系の質問がバランスよく出てくる感じですか?

そうですね。

この辺りは面接の授業を何回かしたと思うのですが、役に立ちましたか?

べレクトでの面接対策で獣医学に関する知識を共有し、知識を深めたことで面接でも役立てることができました。
北大に現役合格する方ってどんな人?

渡邉先生もKさんも北大現役合格で、現役合格って本当にすごいと思うのですが、どういう方が現役で北大に受かると思いますか?
私も別に自分のことをできるほうだと思っていないので、着実にやっていった結果入ることができなみたいな感じですね。
周りを見ていても自分の頭で考えて勉強をできる方が多く、自分なりの勉強方法を持っているなど、覚えられませんじゃなくて覚えるのが当たり前で、どうやって覚えるのかは人によって違うよねみたいな、そういう感じの人が多い印象です。
入って終わりじゃなくて勉強する方法に対して、自分で対処できる人が多いです。また、地道な努力ができる人が多い印象ですね。

Kさん目線で、通っていた高校もどちらかというと、地域の中で一番の進学校ではなかったと思うのですが、どういう方が現役で合格できると思いますか?

早い段階で自分の癖に気づくことが合格に一番近づくコツだと思っています。
僕も要領の良いタイプじゃなくて、それこそ勉強も一時間やって5分休憩とかが世の中ではおすすめされることが多いですが、僕は一回休憩すると復帰するまでに1時間かかってしまうタイプなので、勉強中は一回も休みを取っていなかったです。
それこそ夏休みの12時間ぐらい勉強をしていた時は、お昼の10分休憩以外はずっと勉強をするようにしていて、その中で12時間勉強をしていたら6時間集中し、6時間は集中していないけど勉強をしている時間があるみたいな、そういう生活だったので自分なりの勉強を確立している人が多いのかと思います。
講師へのメッセージ

正直、東京農工大に合格をする気満々だったので、まさか先生の後輩になるとはという感じです。
しかし、前期で落ちてから後期まで頑張れたのは、渡邉先生や家族からの励ましがあってこそだったので、本当に感謝しています。1年間ありがとうございました。
まとめ
以上が、2025年度北海道大学獣医学部に合格されたKさんへのインタビューになります。
改めましてKさん、本当に合格おめでとうございます🌸
これからのKさんの益々のご活躍をべレクト一同、心より祈っています!