今回は、獣医学部のCBT試験に落ちたらどうなるのか解説していきます。
獣医師資格の仮免許とも言えるCBT/OSCEですが、基本的に合格する試験です。
一方で、万が一落ちた場合どうなるのでしょうか?
獣医学部のCBT試験に落ちると…
基本的にほぼ全員が合格するCBT試験ですが、もし不合格だった場合はどうなるのでしょうか。
追試験を受験
基本的に追試験があります。
大学としても、CBT/OSCEで留年などしてほしくないわけです。
本試験で落ちた場合も追試験が受けれるので、そこで必ず合格しましょう。
進級できない
試験に落ちてしまうと、進級ができなくなります。
というのも、CBT・OSCEはその後の病院実習(ポリクリ)をするための試験になるため、ポリクリを履修できない=留年するという意味です。
また、研究室で臨床を選んでいる方も影響がある可能性が高いです。
次年度に再度受験する形になります。結構重いですよね。
そもそもなぜCBT/OSCEに落ちるのか
CBTはシンプルに対策不足です。
OSCEは、臨床実技試験です。
基本的に下記4つに分かれています。
- 医療面接(8分)…模擬クライアントとぬいぐるみで実施する。
- 伴侶動物身体検査(5分)…体温測定・体重測定・リンパ節の触診などを実施する。
- 産業動物身体検査(5分)…牛の模型相手に頭絡をつけて、適切な結び方で柱に結びつけたり、体温測る。
- 外科実技(縫合 or 手術用ガウン着用)(5分)…縫合もしくは手術用ガウン着用を行う。
4が最もヒヤリとしますが、私の大学ではOSCEに落ちた人を見たことがありません。
CBT対策をしっかりしましょう!
まとめ
今回は、CBT/OSCEに落ちたらどうなるのかについて解説しました。
不安に感じますが、しっかり対策すれば難なく通過できます。
皆さんの参考になれば幸いです。