【親はどこまでしていい?】受験生時代「親」にしてもらって嬉しかったこと、嫌だったことを現役獣医学生にアンケート

現役獣医学生に受験生時代のアンケート(36名)を実施。

受験生時代に親にしてもらって

  1. 嬉しかったこと、感謝していること
  2. 嫌だったこと、してほしくなかったこと

を聞きました。

受験生の親はどこまでしていいのか?

「子どものサポートはしたいけど、言ってはいけない言葉はある?」

「受験生の親の心構えは?」

参考にしてみてください!

親にしてもらって嬉しかったこと・嫌だったことベスト3
嬉しかったこと嫌だったこと
1位食事・お弁当の準備(19票)口出し(8票)
2位学校・予備校の送迎(12票)いろいろ聞いてきた(5票)
3位口出しされなかった(10票)注意(3票)
4位金銭面のサポート(6票)食事面(2票)
5位朝起こしてくれた(4票)邪魔をしてきた(2票)

本記事を監修する専門家

塾長/獣医師 上井 獣医師。東京農工大学農学部獣医学科卒。獣医学生向けオンライン予備校「ベレクト」代表。自身の受験経験と臨床現場での知見を活かし、獣医学部受験に特化したオンライン指導を展開。多数の合格者を輩出している。

親にしてもらって嬉しかったこと、感謝していること

食事面

Uさん

朝ごはん夜ご飯

Mさん

お弁当を作ってくれていたうえ、軽食なども入れて置いてくれた。

Kさん

休日も毎日お弁当をつくってくれた

Sさん

塾で夜遅く帰ってきても夜ご飯を用意してくれた

Mさん

バランスの取れた食事

  • 毎日のお弁当
  • ご飯、お弁当の用意
  • 毎朝お弁当を作ってくれたこと
  • 弁当の準備
  • お弁当
  • 朝ごはん夜ご飯の準備
  • 毎日ご飯を作ってくれたこと
  • 夜遅くご飯用意してくれたこと
  • 夕飯の時間を融通してくれたこと。
  • 塾でお昼に食べるご飯代をくれた

送り迎え

Kさん

家と塾の距離は近かったけどあまり治安が良い地域ではなかったので、夜遅くなってしまう時は徒歩で迎えに来てくれました。

寒がりなので、寒い日にはマフラーや手袋なども持ってきてくれてとても助かりました。

Mさん

冬季の予備校への送迎!

一浪めでセンター前日にインフルで発熱したので感染をなるべく避けるために冬場は行き帰り車で送迎してもらっていました。

Mさん

毎日朝5時半に駅まで送ってくれました。

  • 送迎
  • 学校の送迎
  • 駅までの送り迎え
  • 雨の日は駅まで送迎してくれたこと
  • 予備校・塾の送迎

金銭面

Nさん

高い塾費を払ってくれたこと

Mさん

そもそも予備校通わせてくれたのにも感謝です。

Bさん

お金を惜しまずに支払ってくれたことに感謝しています。

自分も一緒に契約時のお金に関する話などを聞くことによって自分にかかっているお金の多さを知り、勉強に対して真面目に取り組むことが出来たこと。

Aさん

欲しい参考書があった時に、快く買ってくれたこと

Tさん

模試や入試を好きなように受けさせてくれたこと

Sさん

浪人させてくれたこと。

尊重・口出ししない

Wさん

模試の点数に何にも文句を言わなかった

Fさん

勉強に関しては放っておいてくれたこと。

Yさん

何も勉強に関して口を出さず見守ってくれたこと。

Fさん

努力と合格に向けて頑張っていることをただ応援してくれたこと

Sさん

あまり干渉しないで見守ってくれたこと。

  • 自分の勉強することを最優先に考えてくれた
  • 程よい距離感で接してくれた
  • 共通テストリサーチが全部E判定でも第一志望を受けさせてくれた
  • 受験のを一人で行かせてくれた
  • 思いを理解して見守り、支えてくれた

日々のサポート

Hさん

朝起こしてくれた(複数人回答)

Fさん

出願後に飛行機や宿をとったり、新居を探してくれたり、私が勉強だけに集中できるようにしてくれたこと

  • 英語が苦手だったので、英語が得意な先生を紹介してくれたこと
  • 願書等の代筆
  • わからない問題を教えてくれた
  • 勉強に付き添ってくれたこと
  • 試験日の応援メッセージ
  • 文房具を買ってきてくれたこと(かわいい付箋やマーカーを買ってきてもらえるとやる気が出ました)
  • オープンキャンパスに一緒に行ってくれたこと
  • 勉強で肩が凝った時に、肩や背中をマッサージしてくれた
  • 受験勉強を頑張っていることを大げさに褒めてもらえた
  • 相談相手になってくれたこと
  • 受験の相談にのってもらったこと
  • 自分の思っていることや不安なことを聞いてくれた
  • 応援
  • 応援LINE
  • 励まし
  • もう一度受験できる環境を整えて、チャンスを与えてくれた

無干渉

Mさん

一切干渉されませんでした。お金や送り迎えなどの補助はしてくれたが、受験や勉強について聞かれることすらほとんどなかった。

Eさん

成績など勉強に関してはほとんど干渉されなかったこと。

  • 無干渉

ご褒美

  • 模試の成績が良かった時のご褒美

親にしてもらって嫌だったこと、してほしくなかったこと

「特になし」と回答した学生も15名いました。

口出し

Mさん

毎日勉強しろと言われたり、勉強について色々なことを言ってきていたこと。

Kさん

模試やテストなどの点数や結果だけを見ていろいろ口出ししてきたこと。

Sさん

勉強方法に口出ししてくる

  • 模試の点数について色々言われた、受かるんかとか何回も聞かれた
  • 自分の成績が上がらない時に、模試の点数を指摘されたこと
  • 学校の朝の補習が早すぎると文句を言われたこと
  • 集中しているときに休憩すればって言われてたこと。
  • 「スマホ見る時間減らせ」とか「勉強しろ」とか言われましたが、嫌だったというよりは自分も親の言ってることが正しいと分かっていたので耳が痛かったです。(笑)

いろいろ聞いてくる

Mさん

点数が低かったことに対して”なんで?”と問い詰められるこ、そんなの私が知りたい(模試の反省は予備校の先生とやる方が有意義)

Aさん

勉強の状況について聞かれたこと(説明するのが面倒だった)

  • 模試やテストの感想を聞いてくる
  • 勉強してるかの確認
  • 成績あがってるのか聞いてくること。

注意

  • 勉強していないと感じた時、それを指摘されたこと
  • 夜仮眠をとっていたらベッドで寝ろって言われたこと
  • メンタルがやられて落ち込んでいる時に「そうやってまた落ち込まれるとめんどくさいからやめて」と言われたこと

食事

  • 健康面を考えてなのは理解しているのですが、軽食・晩ごはん代がもらえず、毎日3食分のごはんを学校に持っていくのは少し恥ずかしかったです。
  • 夕飯の時間が遅かったこと

邪魔

  • 勉強の邪魔してくるところ
  • 前日の夜に突然予定を入れてくる

期待・圧・強制

Fさん

前期終了後、合格した前提で新生活の話をどんどん進められていたこと。

数学0完の事実を言えなかったので、後期堕ちた場合に私立に行くか浪人するかを一人で考えていた時間は辛かった。

入学まで時間がないので話を進めたいのはわかるが、私の前でその話をするのは全ての受験が終わってからにしてほしい。

同様に、遊びに行ったら泊めてねとか、来年から大学生だねとか、一見ポジティブに聞こえるが逆にプレッシャーになる場合もあるので、今必死になってる受験生に親は未来の話をしないほうがいいかもしれない。

  • 現役で合格するように圧をかけられたのが嫌だった
  • 進路の強制

夫婦喧嘩

  • 夫婦喧嘩。永遠に愚痴を聞かされること

特別感

  • 受験前だからと言って、ご飯を豪華にしたりなど特別感を出されること

親も心構えしっかりして、できることでサポートしましょう

受験生が求めているのは食事の準備や送迎など、特別なことではありません

これまで通り、普段と変わりないことをしてくれる方が受験生にとっても勉強に集中しやすい環境につながるのでしょう。

お子様のことを思うと、つい口に出したいこともあるでしょうが、すぐに口に出すのは控えたほうがいいかもしれません。

受験生の親御さんはぜひ本アンケート結果を参考にしてもらえたらと思います。

この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校「ベレクト」のなかの人。塾長を除く、講師全員が現役獣医学生。塾長ももちろん獣医師。講師数は現在100名超え。講師がコラムの執筆にも関わっており、獣医学部合格者の実体験をもとにした情報発信を行なっております。