どうも。ベレクトNEXTのうわいです。
今回は、獣医師国家試験の過去問題を見る方法について解説しました。
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獣医師国家試験の過去問
結論、獣医師国家試験の過去問は農林水産省のHPで公開されています。
獣医国試 過去問ダウンロード
下記サイトで過去5年分のダウンロードが可能です。
また、正答も記載があるので、答え合わせも可能です。
過去問の勉強方法
過去問の勉強方法としては、まずは1年分解いてみることをおすすめします。というのも、そこでどの程度できるかで勉強方法が変わってくるからです。
合格点に達した場合は、引き続き年単位で過去問演習をした上で、間違った部分を復習すると良いと思います。
合格点に大幅に達しなかった場合は、年単位ではなく、分野別にまとめ直した過去問演習をすることをおすすめします。
上記の分野別過去問題集は、大学によっては先輩から後輩に共有されたりします。
獣医師国家試験の過去問は何年解くべき?
色々な意見がありますが、結論7年以上かなと思います。ただ、人によっては10年分解く人とかもいます。
古い過去問題は傾向が異なるので、個人的には7年で十分だと思います。
獣医師国家試験とは
獣医師国家試験とは、獣医師の免許を取得するための国家試験です。獣医師法に基づいて、毎年2月に実施されます。
獣医学部/獣医学科を卒業することで初めて獣医師国家試験を受験する資格が得られます。
試験の方法は飼育動物の診療や、公衆衛生に関する知識および技能について学説に関する試験と実地に関するマーク試験が2日間で行われます。
獣医師国家試験の試験科目
獣医解剖学、獣医生理学、獣医組織学、獣医薬理学、獣医病理学、獣医微生物学、獣医寄生虫病学、獣医内科学、獣医外科学、獣医繁殖学、獣医放射線学、獣医衛生学、獣医伝染病学、獣医公衆衛生学、毒性学、実験動物学、魚病学の17科目に加え、獣医師の倫理・法律に関する問題
獣医師国家試験の問題数
問題はすべてマーク式となっており、1問1点となります。
また、実地C問題、実施D問題は参照する画像をまとめた資料が別途付属します。
出題内容 | 出題数 | |
---|---|---|
必須問題 | 獣医療の基本的事項 獣医学の基本的事項 衛生学に関する事項 獣医学の臨床的事項 のうち、重要な事項 | 50問 |
学説A | 獣医療の基本的事項 獣医学の基本的事項 | 80問 |
学説B | 衛生学に関する事項 獣医学の臨床的事項 | 80問 |
実地C | 衛生学に関する事項 獣医学の臨床的事項について 獣医療現場で実際に起こり得る 症例・事例に関する 基本的かつ重要な事項 | 60問 |
実地D | 衛生学に関する事項 獣医学の臨床的事項について 獣医療現場で実際に起こり得る 症例・事例に対する 対処方法等の総合的な事項 | 60問 |
獣医師国家試験の配点/合格基準
一問一点となっております。
合格基準は下記2つの条件を満たすことです。
合格基準 | 合計得点 | |
---|---|---|
必須問題 | 7割以上の得点 →35点以上 | 50点 |
学説A〜実地D | 6割以上の得点 →168点以上 | 280点 |
獣医師国家試験の日程
毎年2月に2日間に分けて実施する。
獣医師国家試験の実施場所
北海道、東京、福岡の3つの試験地で実施する(自分の受験地は選択可能)
獣医師国家試験の合格率
獣医師国家試験の受験者数は新卒は約1000人、既卒が約200人です。
令和5 | 令和4 | 令和3 | 令和2 | 令和1 | 平成30 | |
---|---|---|---|---|---|---|
合計 | 72.7% | 69.9% | 80.3% | 83.2% | 86.5% | 82.6% |
新卒 | 84.4% | 81.1% | 88.6% | 92.1% | 94.2% | 91.7% |
既卒 | 39.4% | 27.7% | 42.0% | 37.6% | 48.0% | 26.0% |
まとめ
今回は、獣医師の国家試験の過去問題のダウンロード方法を解説しました。実は5年分も公開されています。
受験予定の皆さんは是非一年分解いていただくとよろしいかと思います!
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