こんにちは、獣医専門予備校「ベレクト」塾長の上井です。
今回は当塾講師の鈴木先生にインタビューをしました。
実家の猫の影響で獣医を目指したという鈴木先生。
どのようなことを気を付けて勉強していたのか、成績はどうだったのか、農工大を目指す受験生はぜひ参考にしてみてください!
- 東京農工大学獣医学科
- 入試方式:前期
高校時代について
高校時代はコロナの影響もあり、あまり部活動ができなかったですが、人と関わることが好きなこともあり、演劇部に所属していました。
勉強はあまり得意ではありませんでしたが、生物と国語は好きで、基本的には生物の勉強と読書をしていました。
模試も当初はD・E判定という結果で、最後の方にB判定が出るように。
自信はあまりなくても、目指す場所は決まっているので、それを目指して一つ一つ試験を乗り越えていきました。
獣医を目指した経緯
中学2年生の時に実家で猫を飼い始め、その猫たちが大好きで獣医師を志しました。
実家の近くに農工大があったこともあり、農工大を目指すようになりました。
受験時代
頑張ったこと
最初は模試で良い判定が出なかったものの、勉強を続けて、本番の共通テストリサーチではA判定を取れるまでになりました。
本番でも意外と良い結果が出ると感じました。
大変だったこと
共通テストが終わってから、二次試験本番までが最もしんどかったです。
共通テストリサーチであるものではA判定は出たものの、実施する予備校によって判定結果が異なり(BやCも出た)、何を信じて良いのか分からなくなりました。
特に私が受験した年度は、例年とボーダーが異なり、約1か月の間、リサーチをどこまで信じるか、怖かったです。
不安な時は両親に話を聞いてもらうことで、気持ちの切り替えをはかっていました。
成果につながった勉強法
勉強を休む日を作らないで、毎日1時間でも良いから勉強することが重要です。
コンスタントに勉強して基礎ができていたことが、受験勉強につながりました。
また、二次試験に関しては、過去問を繰り返し解いていました。
各科目において、大問〇はこのような傾向だ、と把握することで、本番も慌てずに臨めました。
共通テストは二次試験と科目が被っている科目に関しては、二次試験対策の一環として勉強していました。
また、国語や社会等の文系科目は、高校の授業の成績を取る勉強をしておけば大丈夫でした。
受験時代にやってはいけないこと
SNSで農工大の情報を調べている中で、他の受験生のアカウントなどから良くない影響を受けることもありました。
もちろん、SNSの中にはプラスな情報もあるので、なるべくマイナスの方に目がいかないようにしたいですね。
適度に友達と連絡が取れるツールを残しつつ、受験期はSNSと上手く付き合う必要があります。
ベレクトの講師をするうえで、工夫していること
スマホに気を取られがちな生徒さんの場合、一度スマホから離れさせるなど、集中できる環境をアドバイスしてい
ます。
また、メンタル面も重要なので、適度な息抜き、例えばペットとの戯れなどは勧めています。
メンタルが潰れないようにしつつ、毎日コンスタントに勉強してもらうようにしています。
周囲に惑わされないように、自分に必要な情報を取捨選択しつつ、目標に向かえるようにサポートしています。
受験生にメッセージ
モチベーションを上げつつ、自分がやると決めたことを迷わずに進めることが重要です。
途中で進路変更するのも、なるべく避けて、目標に自分を引き上げていきましょう。
まとめ
今回は農工大の鈴木先生にインタビューをしました。
最初は成績が振るわなくても、コンスタントに勉強したことで、最終的に見事現役合格をつかみ取った経験を共有してもらい、参考になった受験生も多いのではないでしょうか。
高校3年生になったから切り替えて勉強するのではなく、普段からの積み重ねがやはり重要ですね。