【2026年度】帯広畜産大学獣医学ユニットの入試変更点まとめ(影響と対策も解説)

こんにちは、獣医専門オンライン予備校のベレクトです。

帯広畜産大学獣医学ユニットを志望している受験生に向けて、2026年度入試の変更点を調査・整理しました。

帯広畜産大学は、2024/7/30付で2026年度一般選抜(前期日程)における数学の出題範囲の変更を発表しました。

この記事では、大学公式の情報や各種入試サイトをもとに、今年の変更点の有無と、対策の方針について簡潔にまとめています。

本記事の結論
  • 2026年度、帯広畜産大学獣医学ユニットの一般選抜(前期日程)で数学の出題範囲が拡大
  • 新たに「数学C(ベクトル・複素数平面)」と「数学B(統計的な推測)」が含まれる
  • 共通テスト対策だけでなく、記述問題対応の演習がより重要に
  • 出題内容の難易度よりも、範囲の広さと戦略的な対策が求められる

本記事を監修する専門家

塾長/獣医師 上井 獣医師。東京農工大学農学部獣医学科卒。獣医学生向けオンライン予備校「ベレクト」代表。自身の受験経験と臨床現場での知見を活かし、獣医学部受験に特化したオンライン指導を展開。多数の合格者を輩出している。

2026年度入試における主な変更点

  • 一般選抜(前期日程)における数学の出題範囲の変更
    • 数学の数学Ⅰ、数学Ⅱ、および数学Aの全範囲
    • 数学B:「統計的な推測」「数列
    • 数学C:「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面

これは、従来よりも明確かつ広範囲な指定となっており、とくに「統計的な推測」と「複素数平面」の追加は初学者には負担となる可能性があります。

※参照元:令和9年度帯広畜産大学畜産学部入学者選抜(令和8年度実施)について(予告)

変更による受験生への影響と対策

一般選抜(前期日程)における数学の出題範囲の変更

共通テスト対策だけでは不十分

数学Cの「ベクトル」「複素数平面」は共通テストでは選択問題として出題されるため、二次対策としての演習が必要です。

統計的な推測は新学習指導要領に基づいた内容

教科書改訂世代でない既卒生・浪人生は特に注意が必要です。

記述式・論述式の練習を重視すること

知識だけでなく、思考力や論証力が問われる傾向。

まとめ

2026年度の帯広畜産大学 獣医学ユニットにおける一般選抜(前期日程)では、数学の出題範囲に大きな変更が加わります。

とくに数学C(ベクトル・複素数平面)や数学B(統計的な推測)といった、新指導要領に準拠した単元が対象となるため、早めの対策・演習の確保が合格へのカギとなります。

この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校「ベレクト」のなかの人。塾長を除く、講師全員が現役獣医学生。塾長ももちろん獣医師。講師数は現在100名超え。講師がコラムの執筆にも関わっており、獣医学部合格者の実体験をもとにした情報発信を行なっております。