こんにちは、ベレクトNEXTです。
今回は、日本大学獣医学部生の獣医師国家試験における合格率と合格者数を比較してみました。
合格率からみる考察もあるので、ぜひ参考にしてみてください!
日本大学獣医学部の合格率と合格者数(第70回~)
回 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
75(2024年) | 86.0%(72.7%) | 121 | 104 |
74(2023年) | 87.1%(69.9%) | 132 | 115 |
73(2022年) | 92.0%(80.3%) | 125 | 115 |
72(2021年) | 94.8%(83.2%) | 115 | 109 |
71(2020年) | 97.5%(86.5%) | 118 | 115 |
70(2019年) | 95.5%(82.6%) | 134 | 128 |
合格率の()内は全体の合格率です。
日本大学獣医学部生の合格率をみて
日本大学獣医学生の獣医国試の合格率は、過去6年86.0%〜97.5%でした。
難易度が上昇した第74回※でも私立大学中1位、全大学中5位である87.1%と好成績を収めています。
※難易度が上昇…コロナ禍であったことや必須問題が難化したことがあげられる
合格率が高い理由
合格率が高い理由として、日本大学が挙げているのが
- 授業のカリキュラムを一新し進級条件を厳しくした
- 獣医学共用試験(5年次前期)を導入した
の2点でしょう。
日本大学では、大学が行ってきたこういった施策の成果が合格率として現れているのでしょう。
渋谷 久(しぶや・ひさし)生物資源科学部獣医学科教授
10年前にカリキュラム検討委員会を発足。
文科省が平成23年に公表した共通到達目標「獣医学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿って授業を組み直したところ、履修項目は細分化され、授業内容が非常に丁寧になった。
その分、修得単位数が増え学生には厳しいものになったが、より深く学べるようになったことは大きいと言う。