【獣医学部】獣医師の勉強や仕事はきつい?

どうもこんにちは!オンライン予備校のベレクトです。

皆さんの中で「獣医学部って大変なイメージがあるけど勉強についていけるの?」「獣医師になってから仕事はハードなの?」と疑問を持っている人はいませんか?

獣医師は動物の健康と命を預かる仕事ですから、確かに大変なイメージがありますよね。

今回の記事では、獣医学科の勉強と獣医師の仕事について、大変さややりがいについて紹介します。

獣医を目指している皆さんは、ぜひ参考にして自分に向いているかどうかを考えたり、モチベーションアップに利用したりしてくださいね。

獣医学科は他学部と何が違うの?

獣医学部を目指している受験生の皆さんも、憧れのキャンパスライフがありますよね。では獣医学科は他の学部とどう違うの?と疑問を持っている人もたくさんいると思います。

ここからは獣医学科の他学部との違いと、獣医学生の大学生活の大変さについて説明していきます。獣医学科に興味があるけれど、カリキュラムについていけるか不安な人はぜひ参考にしてみてくださいね。

テストの科目数が多い

まず他学部との違いとして挙げられるのがテストの科目の多さです。獣医学部はコアカリキュラムと呼ばれる、基本的に全国共通のカリキュラムが組まれており、様々な科目を履修することになっています。

そのため必然的にテストの科目数が増えます。他学部よりもテスト期間が長かったり、1日にテストの科目が3つ以上あったりと、テスト勉強は大変ハードなものでしょう。

また、多くの獣医系大学では1つでも単位を落としてしまうと留年が確定してしまいます。しかしテストの内容自体も難易度は高く、一つ一つ丁寧に授業を受けて勉強する必要があります。

そのため、獣医学生は必死にテスト勉強をする必要があります。これが他学部と比べて忙しく感じる理由の1つとなっています。

実習が長い

獣医学部の実習では、当然動物と関わるものが多く組まれています。動物は言葉が通じない点でも、人間以上に時間が読めなかったり、長引いたりすることがあります。

実験や実習に一度失敗するだけで、数時間延長しなければならないケースなどもあり、他学部に比べて実習の内容が長く、濃いものになっています。

しかしその分達成感や、実習を乗り切った時の爽快感は感じられると思います。また、獣医になりたい学生にとっては、ただ話を聞くだけの座学よりも実践を積める実習の方が楽しめるかもしれませんね。

長期休暇が短い

低学年ではあまり感じないかもしれませんが、コアカリキュラムを導入していることもあり、長期休暇が短く設定されていることが多いです。

例えば他学部は正月明けの授業が1月の2週目からでも、獣医学部は1週目の4日から始まることも少なくありません。

夏休みに関しても、8月のお盆の時期までテストや授業が組まれているケースが多く、周りが長期休暇に入っているのを羨ましく感じるかもしれません。

獣医学部の学生生活はきつい?

結論として、獣医学部の勉強は他学部に比べると大変と言えるでしょう。しかし、授業にしっかり出席してテスト勉強をすれば必ず単位をとることができる試験です。

また授業の科目数は多いですが、自由時間やアルバイトの時間もきちんとあります。

実際に多くの獣医学生がサークル活動やアルバイト、趣味などに時間を使っていますし、他学部の学生と同様楽しい学生生活を送ることができます。

そのため悲観する必要は全くありません。むしろ獣医師になるための専門科目を学びながら、自分のやりたいことも謳歌できるお得さもあります。

獣医師の仕事の内容は?きついのはどんなこと?

獣医師になった後のことについても、「仕事がきつくて自由時間がないのでは?」「体力に自信がないけど大丈夫?」と不安に思っている人はいませんか?

確かにせっかく念願の獣医師になったのに、仕事がきつくてやめたくなってしまったり、辛くて悩んでしまったりするのは嫌ですよね。

ここからは獣医師の仕事の内容と、その大変さとやりがいについて説明していきます。獣医師になりたいみなさんは、どんな獣医師像が自分に向いているかどうか考えながら参考にしてくださいね。

獣医師の仕事について

獣医師の仕事は多岐にわたります。皆さんが1番思い浮かべやすいのは動物病院の獣医さんだと思いますが、その他にも様々な職種があります。

例えば、産業動物獣医師は牛や馬などの健康を管理しますし、保健所の職員として働く獣医師もいます。

その中でも今回は動物病院の獣医師に絞って説明していきます。

動物病院の獣医師は、主に体調の悪い動物を診療し、処置をしたり手術をしたりします。その他にもワクチンを打ったり、健康診断をしたりもしますね。

動物病院の仕事は動物に関わる時間がとても長い職種と言えます。そのため動物好きの人が憧れることが多いでしょう。

体力と精神力が求められる

獣医師は人間のように言葉を話せない動物を相手にするため、根気が必要です。動物はどこが痛いのか、どこが悪いのかを自分で伝えることができないため、体の異常を見つけるのは容易ではありません

また治療の時も、動物は人間のようにおとなしくしているわけではありません。そのため暴れている動物を制御して安全に治療を行うために体力も必要とします。

そして、もちろん獣医師は動物の死に対面する機会も多いです。動物が好きな人であればあるほど精神的に辛いでしょう。これらも踏まえて真剣に命と向き合う必要があるため、強い精神力を必要とします。

時間外診療や繁忙期が忙しい

動物病院では、24時間入院している動物がいます。当然その動物たちの世話をするのも獣医師の仕事ですし、緊急で手術が入ることもあります。

そのため獣医師は時間外診療が多くなり、帰宅時間が遅くなったり休日を返上したりするケースが多いでしょう。

また、動物病院には繁忙期があります。狂犬病やフィラリアの予防接種の時期などはいつも以上に忙しく、体力的にきついと感じるかもしれません。

獣医師の仕事はきつい?

獣医師の仕事は話すことのできない動物の命を預かる重要なものであるため、やはり大変なことは多いかもしれません。

しかし自分が頑張った分動物たちが元気になっていく様子や、元気になった動物たちの飼い主さんに感謝されたりするのはやりがいにつながるでしょう。

また、勤め先や働き方によって融通がききやすい職業でもあるため、働き始める前によく調べてみてくださいね。

これらのことから獣医師は大変な仕事ではありますが、動物が好きな人にとってはとてもやりがいを感じ、楽しいことも多い職業です。

獣医学部の勉強も獣医師の仕事もやりがいがある!

今回は獣医学部と獣医師の仕事のきつさについて説明してきました。前述したように、動物の命を預かる大切な仕事であるため、それに伴って勉強も仕事もきつくて大変なこともあります。

しかし、動物が好きで動物の健康を守りたいという強い思いがあれば、同時に大きなやりがいと楽しさを感じることができるでしょう。

受験生のみなさんは、ぜひこの記事を読んで獣医師の仕事や勉強を楽しみに、受験勉強を乗り越えてくださいね。

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この記事を書いた人

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本記事が受験生の参考になれば幸いです。