獣医学部の学士編入試験の廃止傾向の理由

こんにちは!獣医専門オンライン予備校のベレクトです。

  • 獣医学部へ編入学を考えている
  • 獣医学部で編入学が廃止傾向の理由はなに?

この様な疑問を持っている人はいませんか。

毎年、獣医学部への編入学を考えている方は一定数いらっしゃいます。
将来なりたい自分に向けて、編入学試験に挑戦しようとする姿勢は素晴らしいですよね。

うわい先生

ですが、ここ数年、獣医学部の編入学試験が廃止傾向にあるのです。

そこで今回の記事では、獣医学部への編入が廃止傾向にある理由を考察し、あわせて、編入学できる獣医学部の紹介をします。

獣医学部へ編入学を考えている方は、ぜひご覧になってください

編入学試験とは?

そもそも編入学試験とは、どういったものなのでしょうか?
文部科学省の公式HPには以下のように記載されています。

「編入学」とは、学校を卒業した者が、教育課程の一部を省いて途中から履修すべく他の種類の学校に入学すること(途中年次への入学)と解されています。

参考:文部科学省

うわい先生

つまり、獣医学科の場合、編入学試験に受かれば、途中年次から獣医学生として入学が許されるのです。

途中年次から、獣医学部での学生生活を開始するイメージになります。夢のような制度に聞こえますよね。

獣医学部の編入学試験が廃止になっている理由を考察

編入学は試験に合格すれば、途中年次から獣医学部の学生を開始できる制度でした。

一方で、この編入学試験はここ数年、廃止傾向にあるのです。
ここでは、なぜ廃止傾向にあるのか理由を考察してみました。

  • 考察1:編入後の勉強についていけない人が一定数いる
  • 考察2:少子化の影響により受験世代の絶対数が減っている

まず、社会的背景として考察2が考えれます。

うわい先生

受験世代の絶対数が減っていれば、編入学への需要も下がるため、制度自体の見直しをする大学が増えても不思議ではありません。

編入学後の課題として、考察1が考えられます。

うわい先生

考察1ですが、獣医学科はカリキュラムが6年間で密に組まれているため、中途入学が難しいということも背景にあるようです。

考察2の社会的背景を基盤として、考察1のような課題もあり、ここ数年、獣医学部も含めて大学全体で編入学試験が廃止傾向であると考えられます。

【国公立大】獣医学部の編入学は全て廃止

うわい先生

現在、国公立の全ての獣学部・獣医学科で編入学(学士編入も)は廃止されています。

また平成31年で、編入学を廃止した大学は以下の3校です。

  • 帯広畜産大学
  • 岩手大学
  • 東京農工大学

※年度によって制度の変更が考えられるので必ず大学に確認してください。

【私立大】獣医学部で編入学が可能な大学は?

うわい先生

私立の獣医学部では北里大学のみが編入学試験を実施しています。

また、編入学試験とは異なる学士特別推薦枠を設けている大学もあるのです。

ここでは、あわせて対象の大学を紹介します。

北里大学

うわい先生

学士編入学を受け付けており、入学年次は2年次からです。

麻布大学・酪農学園大学・日本獣医生命科学大学

うわい先生

編入学は受け付けていませんが、学士特別枠(学士編入と同義)が設けられています。

ただし、入学年次は1年次からです。

※年度によって制度の変更が考えられるので必ず大学に確認してください。

獣医学部の編入学試験廃止の理由は?【全体の傾向】

獣医学部の編入学試験の廃止は、大学全体の傾向と言えます。

「獣医師になりたい!」という想いが強いのであれば、編入学にこだわらずに一般入試を検討してみても良いのではないでしょうか?

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この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
本記事が受験生の参考になれば幸いです。