

皆さんこんにちは!獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
皆さんの中には
「日本獣医生命科学大学を目指しているけど、合格するためにはどんな勉強をしたらいいのかな?」
「一般試験でどれくらいの点数を取れたら日本獣医生命科学大学に合格できるんだろう?」
と疑問に思っている人はいらっしゃいませんか?
東京都に立地し非常に便利の良い日本獣医生命科学大学を狙っている人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では宮崎大学獣医学生の坂口先生が日本獣医生命科学大学の過去問を徹底的に分析し、
日本獣医生命科学大学の入試の傾向やそれに対する具体的な対策方法について解説をしていきます。
【おさらい】日本獣医生命科学大学の入学試験&必要科目
日本獣医生命科学大学の入試の傾向について解説をする前に、日本獣医生命科学大学ではどのような形式の入試が行われているのかについてしっかりと整理しておきましょう。
日本獣医生命科学大学の入試は、以下の2種類に分けられます。
- 一般入学試験(共通テスト併用方式・独自試験方式)
- 推薦入学試験
- 共通テスト利用入学試験

麻布大学のような他の私立大学と同様に
日本獣医生命科学大学の獣医学科では共通テスト利用入試が実施されています。
共通テストで高い点数をとる自信がある人は出願してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、最も募集人数が多いのは一般入学試験で、全体の募集人数80人のうち44人を占めています。
そこで今回は、日本獣医生命科学大学の一般試験について解説をしていきます。
日本獣医生命科学大学の一般入試は、共通テストの点数と日本獣医生命科学大学独自の問題の点数の合計で合否判定を行う共通テスト併用方式と、日本獣医生命科学大学独自の試験成績のみで合否判定を行う独自試験方式とに分かれており、両者の試験科目と配点は以下のようになっています。
- 数学ⅠAⅡB
- 英語(筆記)
- 理科(生物基礎・生物、化学基礎・化学から選択)
各科目配点は100点満点で、共通テスト併用型試験の場合は数学と英語の点数が共通テストのものになります。
募集されている人数は共通テスト併用方式の方が若干多いものの大きくは変わらないため、独自試験方式の傾向もよく研究した上で勉強していくのが得策でしょう。
3年分の過去問や合格点分析からわかる入試の傾向

ベレクトは、2019年度から2021年度までの日本獣医生命科学大学の一般試験の問題を徹底分析し、
問題にはどんな傾向があるのか、どのような勉強方法をとることが適切なのかについて検討を行いました。
ここからは、この分析によって得られた結論について詳細に説明をしていきます。
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科を狙っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
調査結果:日本獣医生命科学大学 獣医学部獣医学科を目指すなら情報処理を正確&迅速に!
日本獣医生命科学大学の入試を分析することで、以下のようなことがわかりました。
- 数学・英語の難易度は低め
- 理科の演習を十分にしておこう
- 高い情報処理能力が求められる

日本獣医生命科学大学の試験問題は
数学・英語の難易度が控えめに設定されているのに対して、理科がやや難しくなっています。
基礎的なことが頭に入っていることは前提として標準〜やや難くらいの問題を迅速に捌くことのできる情報処理能力が必要です。
演習を繰り返し、本番でベストパフォーマンスを発揮できるように調整しておきましょう。
合格にはどれくらいの得点が必要?
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科では、入試の合格最低点は公表されていません。

しかし、倍率は例年7倍〜8倍と非常に高いため、相当な得点率が求められることが伺えます。
比較的平易である英語や数学の高得点はもちろんのこと、理科でも7〜8割の得点率を安定して取れるように訓練をしておきましょう。
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科の入試対策を試験&教科別に解説
ここまで、日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科入試の全体的な傾向についてお話ししてきました。
ここからは、日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科の入試問題について、教科ごとにどんな傾向があるかお話していきます。
皆さんの受験勉強に必ず役立つ知識ですので、是非役立ててくださいね。
数学
はじめに解説する科目は、数学です。
日本獣医生命科学大学の数学は基本的に大問5つで構成されています。1つの大問に問題数は3つ程度で、問題のレベルもあまり高くありません。基本的な問題を抑えておけば特に難しく感じずに解き進めていくことができるでしょう。

整数の問題が頻出なことも特徴で、苦手な人はしっかりと練習をしておくと良いでしょう。
また、問題の解きやすさから満点近くの高得点者が続出することが予想される上に問題数が少ないため、
1問の取りこぼしで致命的な打撃を受けてしまう可能性が高いです。
標準レベルの問題集や教科書の章末問題などで日々しっかりと演習を行い、取りこぼしのないように練習をしておきましょう。
過去問を解く際には、見直しの時間も考慮して演習を行うと本番でのミスも減らせると思いますよ!
英語
日本獣医生命科学大学の英語の問題は、例年2つの大問で構成され、基本的に以下のような形式で出題されます。
- 大問1 長文
- 大問2−A 空所補充、適語選択
- 大問2−B 空所補充(語彙問題)
- 大問2−C 並べ替え
試験時間は60分と問題量相応で、長文のテーマも様々です。
そのため、そこまで難易度は高くなく、基礎〜標準レベルの単語や文法をマスターしておけば十分対応が可能です。
標準レベルの問題集を解き、教科書を速読する練習をしっかりとしておくと対策になると思いますよ!
獣医学部の英文というと自然のことや動物の生態についての英文が多いように思われがちですが、
日本獣医生命科学大学の問題では全く自然科学に関係のないテーマも出題されます。
テーマに偏りのないように勉強を行っておきましょう。
理科
先述のように、日本獣医生命科学大学の理科は「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」のどれかから1科目選択して解答を行います。
物理がない点には注意をしてくださいね。
それではここから、これらの科目について詳しく見ていきましょう。
化学
日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科の化学の問題は、6つの大問で構成され、
「理論化学」「無機化学」「有機化学」「高分子化合物」の各分野から出題されます。
少し多めの問題量に加えて時間も60分と長めなため、時間配分や問題処理の能力が問われる問題であるといえます。
問題の傾向としては計算問題の比重が高く、有効数字も3桁など細かめに設定されている場合が多いです。
問題で取り扱われている事象をしっかりと理解し、「自分が何を計算しているのか」を明確にしながら計算する癖をつけておきましょう。
分量が多く難しい反面、取り扱われている事象はきちんと教科書の範囲内に収まっています。
そのため、まずは基礎〜標準レベルのことをしっかりと身につけ確実なものとしましょう。

また先述のように
計算問題が頻繁に出題されるため、方針を立てるだけでなく、実際に計算して答えに辿り着く練習もしておきましょう。
生物
日本獣医生命科学大学の生物も、化学に負けず劣らずの難易度です。
大問の数は4つと少なめですが、記述考察問題や計算問題が頻繁に出題されるため、きちんと情報処理を行えないと大きく時間をロスしてしまいます。
問題は、生物基礎・生物の各分野から満遍なく出題され、各分野を深く理解しておく必要があります。
知識問題も文章中の空所を埋めたりする形式のものが多いため、単純な暗記だけでは立ち向かうことは難しいでしょう。
問題のレベルもそこそこ高めで標準〜やや難レベルなため、基本問題はしっかりと解けるようになった上で標準レベルの問題集・過去問もしっかりと網羅しておきましょう。

先述のように
試験時間に対する問題数も多いため、しっかり復習して、どんな問われ方をしても答えられるようにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科の入試問題の傾向や適切な勉強方法について説明をしました。
理科では、標準レベル以上の知識や計算力がしばしば必要になり、満遍なく知識を持った上で高い情報処理能力を持っておかなければなりません。
抜けのないように知識をおさえ、確実に正答できるようになっておきましょう。
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