皆さんこんにちは!オンライン個別塾のベレクトです。
皆さんの中には「岡山理科大学を目指しているけど、合格するためにはどんな勉強をしたらいいのかな?」「一般試験でどれくらいの点数を取れたら岡山理科大学に合格できるんだろう?」と疑問に思っている人はいらっしゃいませんか?
数ある獣医大学の中で最も新しく設備・教育環境ともに非常に整っている岡山理科大学、狙っている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では宮崎大学獣医学生の坂口先生が岡山理科大学の過去問を徹底的に分析し、岡山理科大学の入試の傾向やそれに対する具体的な対策方法について解説をしていきます。
【おさらい】岡山理科大学の入学試験&必要科目
岡山理科大学の入試の傾向について解説をする前に、岡山理科大学ではどのような形式の入試が行われているのかについてしっかりと整理しておきましょう。
岡山理科大学の入試は以下の2種類に分けられます。
- 総合型選抜
- 学校推薦型選抜
- 共通テスト利用入学試験
- 一般入試A日程・B日程
麻布大学のような他の私立大学と同様に、岡山理科大学の獣医学科では共通テスト利用入試が実施されています。
また共通テスト利用入試や総合型選抜など、一般試験を受験せずに合否判定を出すことのできる試験も充実しています。
とはいえ最も募集人数が多いのは一般入学試験と共通テストプラス方式で、実に120名はこの試験形式で選抜されていきます。そこで今回は、岡山理科大学の一般試験について解説をしていきます。
岡山理科大学の一般入試は数学の点数が2倍になり合計点数が四百点となる指定科目重視3科目型と、1科目ごとの点数が同じで合計300点で合否を判定するスタンダード3科目型とに分かれており、両者の試験科目と配点は以下のようになっています。
- 数学1A2B
- 英語(筆記)
- 理科(生物基礎・生物、化学基礎・化学、物理基礎・物理から選択)
各科目配点は100点満点(指定科目重視型は数学が200点)で、岡山理科大学独自の試験内容となります。
募集されている人数はどちらも60人と変わらないため、試験方式の傾向もよく研究した上で勉強していくのが得策でしょう。
3年分の過去問や合格点分析からわかる入試の傾向
ベレクトは2019年度から2021年度までの岡山理科大学の一般試験の問題を徹底分析し、問題にはどんな傾向があるのか、どのような勉強方法をとることが適切なのかについて検討を行いました。
ここからは、この分析によって得られた結論について詳細に説明をしていきます。
岡山理科大学獣医学部獣医学科を狙っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
調査結果:岡山理科大学 獣医学部獣医学科を目指すなら基礎を徹底的に固める!
岡山理科大学の入試を分析することで、以下のようなことがわかりました。
- 全科目難易度は基礎〜標準
- 考察問題よりも知識問題が多い
- 発展的な問題はほとんどでない
岡山理科大学の試験問題は数学・英語・理科それぞれの難易度が控えめに設定されています。そのため、基礎的な知識を全て網羅し取りこぼしのないようにすることが大切です。
教科書レベルのインプットはしっかりと行い、それらをどんな形で聞かれても答えられるような実践力を問題演習で身につけておきましょう。
反対に発展的な問題はほとんどでないため、あまり難しい問題ばかり解いていると時間を無駄にしてしまいます。
自分の状況をしっかりと見極め、何を勉強すべきかを決定しましょう。
合格にはどれくらいの得点が必要?
岡山理科大学獣医学部獣医学科では、入試の合格最低点は公表されていません。
しかし倍率は例年高めなため、相当な得点率が求められることが伺えます。
英語や数学、理科はどれも平易なため、低くても7〜8割の得点率を安定して取れるように訓練をしておきましょう。
岡山理科大学獣医学部獣医学科の入試対策を試験&教科別に解説
ここまで、岡山理科大学獣医学部獣医学科入試の全体的な傾向についてお話ししてきました。
ここからは、岡山理科大学獣医学部獣医学科の入試問題について、教科ごとにどんな傾向があるかお話ししていきます。
皆さんの受験勉強に必ず役立つ知識ですので、是非役立ててくださいね。
数学
はじめに解説する科目は、数学です。
岡山理科大学の数学は問題のレベル的にあまり高くなく、基礎〜標準レベルの問題がほとんどです。基本的な問題を抑えておけば特に難しく感じずに解き進めていくことができるでしょう。
共通テストで高得点が取れるような勉強をしておきましょう。
大問は基本的に簡単な計算問題から始まりそこから誘導されていくので、うまく乗っかることができれば数学が苦手でもそこまで難しく感じることはありません。標準レベルの問題集や教科書の章末問題などで日々しっかりと演習を行い、取りこぼしのないように練習をしておきましょう。
しかし、簡単であることは同時に一点が重いということでもあるので、ケアレスミスなどで不用意に点を失ってしまわないように注意しましょう。
英語
岡山理科大学の英語の問題は長文を元に解いていく問題で、長文のテーマも様々です。そこまで文章自体の難易度は高くなく、基礎〜標準レベルの単語や文法をマスターしておけば十二分に対応が可能です。問われることもそこまで突飛なものはなく、文章の意味や空欄埋め、単語の意味推測など典型問題がほとんどです。標準レベルの問題集を解いたり教科書を速読する練習をしっかりとしておくと対策になるでしょう。
注意点として、岡山理科大学の問題は他の学部と共同なため全く自然科学に関係のない化学や工学に関するテーマも頻繁に出題されます。
テーマに偏りのないように勉強を行っておいたり、興味のないテーマであってもしっかりと読み解く練習をしておきましょう。
理科
先述のように、岡山理科大学の理科は「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」「物理基礎・物理」のどれかから1科目選択して解答を行います。物理がない点には注意をしてくださいね。
それではここから、これらの科目について詳しく見ていきましょう。
化学
岡山理科大学獣医学部獣医学科の化学の問題は5つの大門で構成され、「理論化学」「無機化学」「有機化学」「高分子化合物」の各分野から出題されます。基礎問題がほとんどで、教科書レベルの問題をしっかりと取れるようになっておけばそこまで問題はありません。
特に大問1は完全に暗記が肝になる知識問題で、理論化学や無機化学の知識分野から出題されることがほとんどです。
大問2〜4では計算問題や思考問題が出題されますが、どれも難易度はあまり高くなく基礎〜標準レベル程度。
問題集をやりこみ教科書をよく読んで、バランスよくアウトプットとインプットをしておきましょう。
生物
岡山理科大学の生物も、化学と同じく基礎的なことをどれだけ大切に覚えられているかが大切です。大門の数は化学と同じく4つで、ほとんどが知識を問う問題です。計算問題や思考記述問題はあまり出題されず、事象や物質の名前を確実に言い当てられるかが鍵となります。
ただし知識問題が多い分、思い出せなかった時は一点も取ることができません。体系的に知識をまとめ、きちんと正答できるようになっておきましょう。
また発展的な問題を解きすぎても得るものは少ないため、とにかく基礎を固めておいてくださいね。
物理
岡山理科大学の物理も、他の理科科目と同じように基礎〜標準レベルの問題となっています。教科書の内容をしっかりと頭に入れ、問題集を何周もして演習力をつけておきましょう。
出題される内容は「力学」をはじめとして「電磁気」「熱」「原子」など物理の基本的分野が満遍なく出題されます。
分野ごとに難易度の差や量、時間の差はほとんどないため、苦手な科目を作らないようにバランスよく勉強しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、岡山理科大学獣医学部獣医学科の入試問題の傾向や適切な勉強方法について説明をしました。
全体として基礎〜標準レベルの知識問題に高いウェイトが割かれており、教科書や標準レベルの問題集を何周もして知識を覚え込むことが大切です。
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