どうもこんにちは、オンライン家庭教師べレクトです!
『日本獣医生命科学大学、獣医学部』の入学難易度についてご存じですか?
この記事ではこれから『日本獣医生命科学大学、獣医学部』に入学希望する受験生(主に学生)を対象に、学部の特徴及び、入学難易度をまとめてみました。
なお、当大学の獣医学部は複数の科が存在しますが、ここでは獣医師国家資格を取得できる獣医学科のみを対象に取り扱っております。

結論から申し上げますと一般入試での難易度は私立大学中、最難関の位置にあります。日本初の私立獣医学校として開校しただけに歴史は古く、学力レベルもそれに裏打ちされたものといってよいでしょう。
入試方法としても原則学力テストがメインとなります。推薦選抜の種類が少ないため、まずは学力テストで突破することを前提に行動する必要があります。
それではこれより教育カリキュラム、就職実績に触れた後、入試内容について解説します。
参考URL|日本獣医生命科学大学|https://www.nvlu.ac.jp/nichijyunavi/admissions/guideline/02.html
獣医学群の教育カリキュラム及びキャリア教育について
獣医学群の教育カリキュラム及びキャリア教育について紹介します。さらに、これらを通じて将来的にどのような就職先に就けるのか具体的に見ていましょう。
教育カリキュラム
近年、獣医師にはより高度な知識が求められています。臨床現場での診断・治療はもちろんのこと、自然・環境の保全および食品の安全などの領域でも活躍が期待されています。
獣医学科がめざすのは、これらの分野に精通し、遺伝子工学や分子生物学にも対応できる獣医師の育成です。
キャリア教育
大学全体において「就職に強い」ことを特徴です。取り組みとしては下記の3つのポイントが柱としてあげられます。
獣医学科の場合5年次よりカリキュラムが始まり年間を通じて約40回のガイダンスのほか、各種筆記試験対策やグループディスカッション対策講座、マナー・ファッション講座などをすべて大学負担で開催しています。特に力を入れているのは、専門の採用コンサルタントによるマンツーマンの就職相談と模擬面接です。
・専門のコンサルタントによる各種講演
・実践的な就職対策
・各種説明会開催
学部卒業後の就職実績について
次に上記の教育によって卒業後、どのような就職先に繋がるのかをみていきましょう。
2020年3月卒業者87人のうち86名(約98%)が就職しています。主な就職先は下記のようになりました。
小動物獣医師(動物病院 等)
・畜産業・農業((有)瑞穂農場、(株)八千代ポートリー、(有)本川牧場 等)
・農業関係団体 (NOSAIオホーツク、NOSAI宮崎 等)
・製造業(エーザイ(株)、日本たばこ産業(株)、武田薬品工業(株) 等)
・公務員
・特殊法人((社)長野市開発公社、日本中央競馬会 等)
・検査・治験 (パレクセル・インターナショナル(株)、(株)リニカル 等)
大半は動物病院にて獣医師となります。しかしそれ以外の選択肢も多々あるようです。他大学と比べ、製薬会社をはじめ、民間企業への就職も少なくありません。
そう考えますと獣医師以外の選択肢も検討できるため、就職先の選択幅が広いですね。獣医師以外の将来を検討している学生こそ入学することをおススメします。
参考|Pettie|https://jyui.net/university/nihonjyuui/
2021年度獣医学部の入試内容について
さてここからは気になる入試内容について紹介いたします。日本獣医生命科学大学では「共通テスト利用選抜」、「一般選抜」、「学校推薦型選抜」、「特別選抜」の受験枠が存在します。特別枠を含め、どの試験においても学力テストが選考範囲に含まれます。
そのため一般入試を利用しない場合であっても一定の学力が必要です。逆に一般入試を受験する場合、条件を満たしていれば他の受験方法と並行して受験することも検討できます。
共通テスト利用選抜
3科目方式(300点) 倍率15.8
【必】数 学「数学Ⅰ・数学A」
【必】外国語「英語(リスニングテストを含む)」
【選】理 科「物理」「化学」「生物」から1科目選択
5科目方式(500点) 倍率8.4
【必】国 語「国語」
【必】数 学「数学Ⅰ・数学A」
【必】外国語「英語(リスニングテストを含む)」
【選】理 科「物理」「化学」「生物」から2科目選択
一般選抜第1回、第3回 第1回→倍率4.0、第3回→倍率18.1
独自試験方式(300点) 倍率4.
【必】数 学「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
【必】外国語「コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、英語表現Ⅰ」
【選】理 科「化学」「生物」から1科目選択
共通テスト併用方式(300点) 倍率4.8
【必】共通テスト数 学「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
【必】共通テスト外国語「英語(リスニングテストを含む)」
【選】理 科「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目選択
学校推薦型選抜
一般公募推薦 倍率3.9
出願条件:「高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び卒業見込みの者で本学を第一志望とし、在学中の成績(調査書の全体の学習成績の状況)が3.5以上で人物等が優秀であり、学校長が推薦する者」
選考内容:「書類審査」「面接」「小論文」「基礎学力検査」
※基礎学力検査出題範囲
数 学「数学Ⅰ・数学A」
外国語「コミュニケーション英語Ⅰ」
特別選抜
獣医師後継者育成及び地域獣医医療支援 後継者→倍率1.2、地域→受験者なし
出願条件:「獣医師後継者育成」の場合次の要件をすべて満たす者。
⑴ 父母または祖父母のいずれかが獣医師の資格を有している者。
⑵ 本学獣医学科への入学を第一希望としており、将来、獣医師の後継者として貢献する強い決意を有している者。
⑶ 高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び卒業見込みの者で、在学中の成績(調査書の全体の学習成績の状況fが3.5以上で、且つ理科の学習成績の状況が4.0以上)、人物等優秀で、学校長が推薦する者。
「地域獣医医療支援」の場合高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び卒業見込みの者で、獣医師確保を目的とした独自の奨学生制度を制定している機関・団体等の長の推薦により、卒業後一定期間地域の職場に就くことを条件として、高校生を対象に公募する修学資金制度であり各機関の奨学金の給付又は貸与を受けることが内定している者。
選考内容 :「書類審査」「面接」「小論文」「基礎学力検査」
※基礎学力検査出題範囲
数 学「数学Ⅰ・数学A」外国語「コミュニケーション英語Ⅰ」
学士 受験者なし
出願条件 :「4年制以上の大学を卒業した者及び卒業見込みの者またはそれと同等以上の学力があると認められる者」
選考内容:「書類審査」「面接」「小論文」「学力試験」
※学力試験検査出題範囲(それぞれ記述式)
英語、生命科学関連科目
以上のように、どの試験においても一定の学力を必要とします。学校推薦型選抜の種類が他大学と比べ非常に少なく、学力試験に加え、実施する大学の少ない小論文も選考基準の対象となっております。
反面、学力試験の範囲は狭く、高校1年生レベルの出題範囲となっているため、学力面での負担は軽減されているといえるでしょう。
また、一般選抜の場合、理科の選択にて「物理」が対象外であるのが特徴的です。他大学の場合、物理も選択可能な場合が多いのですが、当大学は対象外となっているため、注意が必要です。
学校推薦型選抜が少ないことから、通常は一般選抜または共通テスト利用選抜を受験する学生が大半ではないでしょうか。共通テスト利用選抜の場合、出題範囲が狭いため、これらの範囲が得意科目の場合、こちらを狙うのがおススメです。
ただし、倍率は非常に高い傾向にあるため、一つのミスが合否をわける可能性が高いと思われます。
参考|パスナビ|https://is.gd/jFUNtr
獣医学部の入学偏差値について
獣医学部獣医学科における偏差値は下記の通りです。
※ここでは河合塾のデータを参考としています
→62.5~
参考|みんなの大学情報|https://is.gd/TcutcZ
獣医保健看護学科と比べた場合の偏差値
同学部の「獣医保健看護学科」の場合偏差値は47.5です。獣医学科を除き最も高い偏差値となりますが、それでも獣医学科が頭一つ、二つ飛び抜けて高いことがわかります。
他大学でも同様の傾向にありますが、当大学においては特に顕著といえます。
他大学(獣医学部)と比べた場合の偏差値
他大学と比べた場合、日本獣医生命科学大学の偏差値がどれほどの位置にあるか紹介いたします。私立大学のみを対象とした場合、上位3大学は以下のとおりです。
※他塾の偏差値によっては順位が変動する場合がありますが、おおむね下記大学に絞られます。
日本獣医生命科学大学→62.5
北里大学 →57.5
日本大学 →57.5
このよう50後半から60前半が上位になるようです。日本獣医生命科学大学は最上位に位置していますね。そのため、一般入試による入学はかなりの難易度となります。
結論として、共通テスト利用選抜を受験するのが最も学力負担が少ないといえます。
ただし試験範囲が狭いといえども偏差値自体は非常に高いため、しっかりとして基礎固めが必要となり、ケアレスミスが許されない厳しい戦いとなるでしょう。
当大学は偏差値が最も高い、ということを忘れないでください。
以上、日本獣医生命科学大学獣医学部における特徴、及び入学難易度についてまとめました。
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