こんにちは、獣医専門予備校「ベレクト」塾長の上井です。
今回は当塾講師の岡田先生にインタビューをしました。
「愛犬の不安行動を解決したい」という思いを持ちながら、農工大へ入学。
そして、農工大の卒業と同時に、学士入試で麻布大ヘ入学した経歴をもつ岡田先生。
獣医の学士入学に興味のある方は必見です。
- 麻布大学獣医学科
- 入試方式:学士入試
- 東京農工大学農学部を卒業
- 臨床獣医師を目指す
農工大学時代について
岡田先生は現役時代は東京農工大学の農学部に入学され、入学前から実家の犬の不安行動を解決するために、農工大の獣医学科・動物行動研究室の先生とやり取りをされていました。
入学後もやり取りを続け、色々な質問をしながら学びを深めていったそうです。
学部4年生の時には、獣医学科の動物行動治療学を他学科履修するなど、積極的に知識を吸収されていました。
学部時代には、農業経済学など様々な科目を履修されたそうです。
獣医師を目指した経緯
農学に関わる経済を勉強されていた岡田さん。
動物福祉的な視点で幸せと経済を両立する学問「経済疫学」について研究したいと思い、大学院進学を考えました。
しかしまずは、疫学について知らないといけません。
学部3年生の時に、疫学も履修されましたが、学ぶうちに実際の診療についても知らなければいけないと気が付いたそうです。
そこから理想の臨床について考え、獣医師になって行動系の診療をしたいとの思いから再受験を志しました。
学士入試でぶつかった壁と乗り越えた方法
ぶつかった壁
獣医再受験を志し、最初にぶつかった壁は当時所属していたゼミとの並行でした。
志望理由書を書く時間を捻出するのに苦労されたようです。
志望理由書に集中し、ゼミが疎かになり、怒られる、とういうこともしばしばありました。
ただでさえ多忙な生活の中で、再受験の対策もするため、かなり悩まれたそうです。
乗り越えた方法
まずはそこまで忙しくない研究室に移りました。
また、時間の確保をするために、土日は落ち着いたカフェに行くことで、少しでも集中できる時間を増やしました。
場所や時間を区切って勉強することで、解決策を見出したそうです。
学士入試の対策方法
学力テスト
麻布大学の学士入試は数学、英語、理科1科目が課されますが、高校卒業から時間が経過していたこともあり、全てを忘れていたそうです。
短時間で復習するために、河合塾のオンライン教材を使いました。
英語に関しては文法を忘れていたので、長文のための文法書で短期で復習されたそうです。
このように工夫をして、猛スピードで復習を終わらせることができました。
現在は、ベレクトでも学士入試について相談可能です。公式LINEより、お気軽にご相談ください!
志望理由書
もともと学部3年生の時に臨床の学科を再受験しようと思い、当時受けれた歯学部を受験しましたが、「農工大中退は勿体ない」ということで落とされ、不合格。
しかし、そこで歯学部に受かった人から志望理由書についてアドバイスをもらい、活用したそうです。
志望理由書を適宜友人に読んでもらい、分かりにくい点などがあれば指摘してもらいました。
なんと3か月で計60回以上も作り直したそうです。
小論文・面接
小論文はYouTubeで「字数制限のある小論文の型」を見て、その型通りに書く練習をしました。
面接は就職活動が終わった先輩に面接項目を作成してもらい、面接練習にも付き合ってもらいました。
就職活動を経験された先輩からのアドバイスは、実際の本番でドンピシャだったものもあったそうです。
学士入試の面接で聞かれた内容
面接では獣医学に関する心配よりも、自身のバックグラウンドなど、就活さながらの内容を聞かれたそうです。
併願した他の大学もある中、なぜ麻布大学を目指すのかについても聞かれました。
そこでは、麻布大学が犬の臨床をするにあたって素晴らしい大学だという点をアピールしたそうです。
ベレクトの講師をするうえで、工夫していること
まず、時間が限られているため、解答を早めに出すようにしているそうです。
確かに自分で考える時間は重要です。
しかし、数学のように長々と考えるよりはパターンを暗記してしまう方が手っ取り早いケースもあるため、時間を有効活用するできるように工夫しています。
先生が考える専門予備校を利用するメリット
専門予備校は情報が集まっているため、入試問題の傾向や対策に関して不安なく過ごせる点がアドバンテージでしょう。
なかには公開されておらず、募集定員の少ない入試方式などは経験者しか知らない情報もあるので、利用するメリットは多いにあるでしょう。
まとめ
今回は、農工大(農学部)の卒業と同時に、学士入試で麻布大ヘ入学した経歴をもつ岡田先生にインタビューをしました。
学士入学で獣医学科を検討されている方で、少しでも不安がある場合は専門予備校に頼るのがおすすめです。
実際に経験した講師陣がサポートいたします。
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