国公立獣医学部の倍率推移【2023年度最新版】

はじめに

こんにちは。獣医専門オンライン予備校のベレクトです。

今回の記事では国公立獣医学部の倍率の推移について大学別にまとめてみました。

そもそも私立、国公立問わず獣医学部の倍率は他学部と比較すると高いです!

受験生は自分が志望している大学の倍率がどのように推移しているか参考にしてみてください。

各大学の倍率の推移

各大学の倍率の推移は以下のようになっています。

(データは各大学のHP、パスナビ参照)

帯広畜産大学

帯広畜産大学 共同獣医課程前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

*実質倍率とは、受験者を合格した人数で割った値のことである

(内は志願倍率を表しています。)

令和4年度(2022年度)・・・4.5倍(5.0倍)

令和3年度(2021年度)・・・4.5倍(4.8倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.9倍(4.2倍)

令和元年度(2019年度)・・・3.8倍(4.1倍)

Point

近年のデータを見ると倍率は上昇傾向にある!

北海道大学

北海道大学 獣医学部前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・3.8倍(4.5倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.9倍(4.25倍)

令和2年度(2020年度)・・・4.3倍(4.6倍)

令和元年度(2019年度)・・・5.0倍(5.65倍)

このように北海道大学では志願倍率と実質倍率がほとんど変わらない結果となりました。

Point

近年のデータを見ると倍率は減少傾向にある!獣医学部の中でも倍率は高い!

岩手大学

岩手大学 共同獣医学科前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・3.75倍(4.5倍)

令和3年度(2021年度)・・・2.7倍(3.3倍)

令和2年度(2020年度)・・・2.7倍(3.6倍)

令和元年度(2019年度)・・・4.2倍(5.3倍)

令和2年度と令和元年度は募集人数23人に対して27人の合格者を出していたので実質倍率が志願倍率よりも大きく下がっています。

Point

近年のデータを見ると倍率は年によって大きく変動している!

東京農工大学

東京農工大学 共同獣医学科前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・4.3倍(4.7倍)

令和3年度(2021年度)・・・4.6倍(5.6倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.9倍(4.9倍)

令和元年度(2019年度)・・・4.7倍(5.7倍)

東京農工大学も実質倍率と志願倍率の間にいくらか差があることが分かります。

Point

都心部の大学ゆえ、どの年度も倍率が高い!

岐阜大学

岐阜大学 共同獣医学科前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・4.7倍(5.1倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.0倍(3.65倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.0倍(3.4倍)

令和元年度(2019年度)・・・3.5倍(4.0倍)

大阪公立大学

大阪公立大学 獣医学部前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

*令和3年度以前は大阪府立大学 獣医学部前期試験のデータです。

令和4年度(2022年度)・・・3.45倍(3.6倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.6倍(3.9倍)

令和2年度(2020年度)・・・2.4倍(2.5倍)

令和元年度(2019年度)・・・3.8倍(3.8倍)

近畿圏唯一の獣医学部で大阪にある大学ですが倍率は他学部と比較すると高いですが、獣医学部の中では平均的だといえるでしょう。

鳥取大学

鳥取大学 共同獣医学科前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・2.9倍(3.7倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.8倍(4.5倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.75倍(4.6倍)

令和元年度(2019年度)・・・4.6倍(5.7倍)

ここ4年の鳥取大学では募集人数30人に対して毎年33人の合格者がいました。

(*令和5年度の入試でも33人の合格者を出すとは限りません。)

そのため志願倍率と実質倍率の差が大きくなっています。

Point

近年のデータを見ると倍率は減少傾向にあります!

山口大学

山口大学 共同獣医学部前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・3.9倍(4.5倍)

令和3年度(2021年度)・・・2.8倍(3.3倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.7倍(4.2倍)

令和元年度(2019年度)・・・3.9倍(4.6倍)

宮崎大学

宮崎大学 獣医学科前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・4.5倍(5.5倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.1倍(3.8倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.7倍(4.3倍)

令和元年度(2019年度)・・・4.1倍(4.3倍)

鹿児島大学

鹿児島大学 共同獣医学部前期試験の実質倍率は以下のように推移しています。

(内は志願倍率)

令和4年度(2022年度)・・・3.2倍(4.0倍)

令和3年度(2021年度)・・・3.3倍(4.15倍)

令和2年度(2020年度)・・・3.5倍(4.35倍)

令和元年度(2019年度)・・・3.2倍(3.7倍)

Point

鹿児島大学は令和3年度の入試より2次試験に英語が導入されたが倍率に大きな変化はない!

まとめ

ここまで国公立大学獣医学部の4年間の倍率の推移を見てきました。同じ大学内の推移だけでなく、他大学と比較してみると

  • 北海道大学
  • 東京農工大学

は倍率が高いと言えるでしょう。

獣医学部全体でいえることは年によって倍率が大きく変動しているといえるでしょう。

また、このデータを見ると

志願倍率と実質倍率では差があることが分かります。

自分の出願した大学の倍率が高くても、受験生はそれが本当の倍率ではないことを覚えていただけると幸いです。

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