こんにちは、獣医専門予備校「ベレクト」塾長の上井です。
今回は当塾講師の室伏先生にインタビューをしました。
私立で物理選択受験という、少し珍しい科目選択で受験に臨んだ室伏先生。
部活引退直後のどん底からの大逆転劇を語ってくれました。
- 北里大学 獣医学科
- 高3の6月まで部活
- 物理選択
獣医を目指した経緯
もともと医療系の分野に興味があり、当初は薬学部などを検討していましたが、獣医学部でも物理選択で受験できる学校があると知り、高3の4月頃に受験を決めました。
高校時代について
高校ではハンドボール部に高3の6月まで所属していました。
中高一貫校だったこともあり、中学範囲からあまり勉強には取り組めていませんでした。
真面目にコツコツするタイプとは言えませんでしたね。
受験時代
引退直後
引退直後の模試の偏差値は37.5、判定もE判定しか出ないような結果でした。
かなり頑張らないといけないスタートとなりました。
追い上げるための勉強法
受験本番で1点でも多く点数を取る勉強を意識していました。
その中でも特に赤本をよく研究し、10年ほど前から遡りました。
赤本を読んで試験に出やすい分野や出ない分野、また〇×問題の比率まで研究しましたね。
出やすい分野を重点的に勉強するようにし、〇×問題の傾向を知ることで本番でも解くのにかかる時間を減らせました。
成績
結局最後まで模試の成績は振るいませんでした。
共通テスト本番にやっと成績が上がりました。
受験校の選択
物理選択であったため、私立の中では日大、岡山理科大、北里大の3校が選択肢でした。
選ぶポイントは合格最低点と問題との相性です。
まず、各学校の過去問を1年ずつ解き、得意科目と苦手科目の相性を見ました。
苦手科目ではできるだけ点数が取れるもの、得意科目では100点を目指せることを重視しましたね。
その中で日大は英語の文法問題と相性が悪いため断念し、岡山理科大学と北里大学を受験することにしました。
物理選択のメリット・デメリット
物理は暗記が少なく、問題との相性が合えば満点を取りやすい科目です。
しかしその反面、万が一問題の意図が掴めなかったり、相性が悪かったりすると総崩れしやすく、上がり幅も下がり幅も大きいです。
受験で大変だったこと
受験勉強を始めた6月よりも、受験を意識してきた10月、11月に志望校と自分の成績に乖離があることが辛かったです。
もともと勉強すること自体が好きとは言えないので、勉強しているのに成績に反映されないのは苦しいものでした。
やれることやれることだけやって、受験はいつか終わるものであることを言い聞かせていました。
ベレクトの講師をするうえで、工夫していること
自身は受験期に自分が合格できると思っていなかったので、そのことが意識しなくても精神的に辛い部分だったと思います。
講師となった今は、生徒の味方になり、生徒が考えに至った経緯や、感情ベースの意見にも耳を傾け、共感しながら指導をするようにしています。
学習面では必要なことに重きを置いて指導をしています。
受験生にメッセージ
自分の勉強方法が正しいのか、正しくないのか見極めて、正しい勉強法ならば必ず成績は付いてきます。
志望校と自分の学力の差があったとしても、その差を埋める手段は沢山あります。
端から諦めるのではなく、どうやったら獣医学部に近づけるのかを一緒に考えていきましょう。
まとめ
今回は北里大学の室伏先生にインタビューをしました。
ギリギリまで部活をやり、模試の成績が振るわない中でも、過去問研究と効率の良い勉強法で最後には合格を掴みました。
物理選択で迷っている方、部活が忙しくて獣医学部に行けるか不安な方はぜひ一度ご相談ください。

室伏先生は、個別面談の担当者でもあります!
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