【2023-2021】酪農学園大学獣医学部の勉強法は?過去問&合格点を徹底分析

本記事を最後まで読めば分かること
  • 酪農学園大学獣医学科の入試について
  • 酪農学園大学獣医学科の過去問題の分析
  • 合格に必要な点数と勉強方法

皆さんこんにちは!
獣医専門オンライン予備校ベレクトです。

皆さんの中には

  • 「酪農学園大学大学を目指しているけど、合格するためにはどんな勉強をしたらいいのかな?」
  • 「一般試験でどれくらいの点数を取れたら酪農学園大学に合格できるんだろう?」

と疑問に思っている人はいらっしゃいませんか?

本記事では、はじめに酪農学園大学の入試について簡単にまとめそこから過去問の分析と合格するための勉強方法や問題集について解説していきます。

【おさらい】酪農学園大学の入学試験&必要科目

選抜制度は下記の通りです。

  • 共通テスト併用型入試
  • 共通テスト利用入試(前期)
  • 学校推薦型選抜
  • 特別選抜

のどれかの受験方式で合格する必要があります。

共通テスト併用型入試

まずは共通テスト併用型入試の概要からまとめます。

項目第1期学力・共通テスト併用型入試
A日程(通常/理科重点)
第2期学力・共通テスト併用型入試
理科重点
募集
人数
65名/12名6名
倍率3.2倍/2.9倍30.5倍
合格者
最低点
(189.3/300 246.2/400)315.6/400
参照|2023年度 入学試験結果(酪農学園大学)

第1期学力入学試験・共通テスト併用型入学試験A日程(通常/理科重点)

テスト内容
個別学力
試験
3教科4科目300点満点/400点満点
【理科】「生物基礎・生物」「化学基礎・化学」
    から1科目選択(100/200)
共通テスト【数学】数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」(100)
【外国語】英語[リスニングを課す](100[20])
参考❘2024年度学生募集要項(酪農学園大学)

新課程移行後(2025年度入試)通常のみ

テスト内容
個別学力
試験
3教科4科目(300点満点
【理科】「生物基礎・生物」「化学基礎・化学」
   から1科目選択(100)
共通テスト【数学】数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」(100)
【外国語】英語[リスニングを課す](100[20])
参考❘入学者選抜の変更点について(予告)(酪農学園大学)

第2期学力・共通テスト併用型入試 理科重点

テスト内容
個別学力
試験
3教科4科目400点満点
【理科】「生物基礎・生物」「化学基礎・化学」
    から1科目選択(200)
共通テスト【数学】数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」(100)
【外国語】英語[リスニングを課す](100[20])
参考❘2024年度学生募集要項(酪農学園大学)

新課程移行後(2025年度入試)

理科重点についての記述はまだなかったので、今後記載があるかもしれません。

参考❘入学者選抜の変更点について(予告)(酪農学園大学)

一般選抜では、共通テストの数学・英語の点数と、個別試験の理科の点数の合計で合否判定が出ます。

理科重点では理科の点数が2倍されるので、共通テストで失敗した人や、記述式の理科が得意という人には向いていますね。

また、A日程の通常と理科重点を併願すると、同じ日に同じ問題を受けて2回合否判定を受けられます

併願することで受験料の割引を受けることもできるので、ぜひ受験を検討してみてください!

必見!!

2025年度入試から、以前まで行われていた一般選抜が復活します

新課程 一般選抜

テスト内容
個別学力
試験
3教科4科目(300点満点
【理科】「生物基礎・生物」「化学基礎・化学」
    から1科目選択(100)
【外国語】英語「英語コミュニケーションI・II・Ⅲ」
       「論理・表現I・II・Ⅲ」(100)
【数学】「数学I・A」「数学II・B・C」(100)
参考❘入学者選抜の変更点について(予告)(酪農学園大学)

共通テスト利用入試(前期)

項目共通テスト利用入試(前期)
3教科5科目
共通テスト利用入試(前期)
5教科5科目
募集
人数
5名5名
倍率30.8倍16.2倍
合格者
最低点
502.0/600(84%)500.0/600(83%)
参照|2023年度 入学試験結果(酪農学園大学)

共通テスト利用入試(前期)3教科5科目

テスト内容
共通テスト3教科5科目600点満点
【数学】数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」(200)
【外国語】英語[リスニングを課す](200[40])
【理科】「化学」「生物」「物理」
    から2科目選択(200)
参考❘2024年度学生募集要項(酪農学園大学)

新課程移行後(2025年度入試)

テスト内容
共通テスト3教科5科目600点満点
【数学】数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」(200)
【外国語】英語[リスニングを課す](200[40])
【理科】「化学」「生物」「物理」から2科目選択(200)
参考❘入学者選抜の変更点について(予告)(酪農学園大学)

共通テスト利用入試(前期)5教科5科目

テスト内容
共通テスト5教科5科目600点満点
【国語】国語(近代以降の文章)(100)
【外国語】英語[リスニングを課す](200[40])
【地歴】「世界史A」世界史B」「日本史A」「日本史B」
    「地理A」「地理B」から1科目選択(100)
【数学】数学「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・B」
   から1科目選択(100)
【理科】「化学」「生物」「物理」「地学」から1科目選択
   または
  「化学基礎」「生物基礎」「物理基礎」「地学基礎」
   から2科目選択(100)
参考❘2024年度学生募集要項(酪農学園大学)

新課程移行後(2025年度入試)

テスト内容
共通テスト5教科5科目600点満点
【国語】国語(近代以降の文章)(100)
【外国語】英語[リスニングを課す](200[40])
【地歴・情報】「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」
       「歴史総合、世界史探究」「情報I」
       から1科目選択(100)
【数学】数学「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」
   から1科目選択(100)
【理科】「化学」「生物」「物理」「地学」から1科目選択
   または
「化学基礎」「生物基礎」「物理基礎」「地学基礎」から2科目選択(100)
参考❘入学者選抜の変更点について(予告)(酪農学園大学)

倍率、合格者最低点を見てもらえば分かりますが、どちらもかなり高いです。

一般選抜と比べると、合格するのはかなり難しいと思われます。

共通テストにかなり自信がある人が出願されるのが良いかと思います。

合格にはどれくらいの得点が必要?

年度合格最低点(標準化得点)
2023第1期共テ併用     :189.3/300
第1期共テ併用理科重点 :246.2/400
第2期共テ併用理科重点 :315.6/400
共通テスト利用3教科  :502.0/600
共通テスト利用5教科  :500.0/600
2022第1期共テ併用     :184.1/300
第1期共テ併用理科重点 :244.7/400
第2期共テ併用理科重点 :262.2/400
共通テスト利用3教科  :468.0/600
共通テスト利用5教科  :488.2/600
参考| 酪農学園大学入試結果

2023年の入試形式での合格最低点は189.3/300と60%の得点率が最低でも必要であると考えられます。

また共通テスト利用入試では3教科、5教科どちらも83%程度が最低点となっています。

3年分の過去問や合格点分析からわかる入試の傾向

ベレクトは2021年度から2023年度までの酪農学園大学の学力試験の問題を徹底分析し、問題にはどんな傾向があるのか、どのような勉強で対応することが適切なのかについて検討を行いました。

ここからは、この分析によって得られた結論について詳細に説明をしていきます。

酪農学園大学獣医学群獣医学類を狙っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

調査結果:酪農学園大学 獣医学群獣医学類を目指すなら知識を丁寧に頭に入れた上で計算問題も正確に!

酪農学園大学の入試を分析することで、以下のようなことがわかりました。

  • 知識問題の比重が高い
  • 知識問題・計算問題のレベルが高い
  • 出題傾向にややクセあり

酪農学園大学の試験問題は生物・化学ともに標準レベル〜やや難の問題となっており、教科書に載っている知識は漏れなく頭に入れた上で、演習問題をしっかりと行い練習をしておくことが重要です。

知識問題の比重が高く、また問われる知識の中にはマニアックなものもちらほら…

満遍ない知識を身につけた上で、プラスアルファの勉強をおこなっておきましょう。

酪農学園大学獣医学群獣医学類の入試対策を試験&教科別に解説

ここまで、酪農学園大学獣医学群獣医学類入試の全体的な傾向についてお話ししてきました。

ここからは、酪農学園大学獣医学群獣医学類の入試問題について、教科ごとにどんな傾向があるかお話ししていきます。

皆さんの受験勉強に必ず役立つ知識ですので、是非役立ててくださいね。

英語・数学

共テ併用の試験となっているため、独自試験はありません。
2023年度入試では合格最低点が189.3/300のため合格には全体で60%程度の得点率が必要となります。

そのため共通テストで最低でも6割の得点を取る必要がありますが、7割程度を取り学力試験に余裕を持てるようにできるといいでしょう

理科

先述のように、酪農学園大学の理科は理科「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」のどちらかを選択して解き進めていきます。

物理は出題されないため、物理選択の人は注意をしてくださいね。

それではここから、これらの科目について詳しく見ていきましょう。

化学

酪農学園大学獣医学群獣医学類の化学の問題は「理論化学」「無機化学」「有機化学」「高分子化合物」の各分野から出題されます。

4つの大門で構成されており、分量的にはそこまで多くありません。

問題のレベルは標準〜やや難で、教科書の内容をしっかりと頭に入れた上で問題集や過去問でアウトプットの練習をしておくことがとても重要です。

計算問題が多く出題される上に知識問題もやや難し目なため、緊張感を持って日頃の演習に臨むようにしましょう。

出題傾向としては理論化学や無機化学が比較的多めで、有機化学の問題はほとんど出題されない年もありました。

偏りなく知識を身につけることは前提として、理論化学に関して少し深めに勉強しておくと点数をとりやすくなるかもしれません。

生物

酪農学園大学の生物は比較的難しめに設定されています。

大問数は5つとオーソドックスですが、語句を答えさせる知識問題が非常に多く出題されるためしっかりと体系的に知識をまとめておく必要があります。

細かい部分を問われることが多く、なんとなく覚えている程度だと対応できない可能性があります。

問題は生物基礎・生物の各分野から満遍なく出題され、「生殖と発生」分野の問題が比較的多めに感じられます。

実験からの考察問題や計算問題が出題されることは少なく、知識を幅広く備えておくことがやはり重視されている試験であると考えられます。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、酪農学園大学獣医学群獣医学類の入試問題の傾向や適切な勉強方法について説明をしました。

標準〜やや難レベルの問題で構成されており、マニアックなものも含む知識問題の比重が非常に高いです。

教科書レベルの知識はもちろん抜けのないようにおさえ、それを利用した問題についても確実に正答できるように問題演習をしておきましょう。

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この記事を書いた人

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本記事が受験生の参考になれば幸いです。