獣医学部に合格するための生物の勉強方法【私立大学/国立大学】

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私立獣医大学模試を開催します

2023年12月17日(金)9:00〜13:00に
私立獣医大学模試を開催します。

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皆さんこんにちは、オンライン予備校のベレクトです!

獣医師を志望する皆さんの中には、「どうやって生物の勉強をしていいのかわからない、、、」という方もいると思います。

また、「そもそも一般入試ってどんな形式のテストがあるの?」といったような疑問や悩みをお持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は特に、獣医学部・獣医学科の受験において、最もよく使われると言われる科目である「生物基礎・生物」の勉強方法について、各獣医大学の受験方式をおさらいし、おすすめの参考書も併せて紹介していきたいと思います!

【おさらい】各獣医大学の入試の方式【生物】

一般入試では、事前に各大学の入試方式を調べ、それらをもとに各入試方式に対応して効率的に勉強していくのが重要だと思われます!

したがって、ここではまず国立大学私立大学「生物」を使った入試の方式について簡単におさらいしていきましょう。

もう既に知っていたり、具体的なやり方を知りたい方は飛ばしてもらって構いません!

おさらいしたいよって方は復習感覚でさらっと読み飛ばしてください。

※今回はあくまで一般入試に対する勉強法であるため、総合型選抜、公募推薦特別推薦選抜などの方式は除外しています

まず、前提として理系で受験するには理科を「生物・化学・物理・(地学)」の科目から選択しなければいけません。

一般的なのは、国公立大学も私立大学もどちらも受けれるように、この科目の中からメインの科目を一つサブの科目を一つ、計二つ選ぶ方法です。

第一志望校が私立大学で、国公立大学を受けないよって人はメインの科目を一つ選択する感じですね。

【国公立大学編】入試の方式【生物】

国公立大学では、「生物」を試験科目として使用する入試の方式は、大まかに以下のようなものが挙げられます。

  • 大学入試共通テスト(旧センター試験)
  • 一般選抜 前期
  • 一般選抜 後期

大学入試共通テスト(通称:共通テスト)はマーク方式のテストであり、共通テストでは試験科目の名称は「生物」となっており、「生物基礎」の範囲は含まないことになっています。

しかしながら、これは「生物基礎」を履修し勉強が終わっていることを前提としていて、もちろん「生物基礎」の知識が土台となって「生物」の勉強も進んでいきます。

したがって、教科書レベルの知識や基本的な問題は解けるようになっておくなど、「生物基礎」も疎かにならない程度に理解しておきましょう!

そして一般的には、共通テストでは理科を二科目選択するので国公立大学を受験する予定の人はそちらの勉強も忘れずにしてください!

国公立大学の一般選抜とは、いわゆる二次試験です。

いわば大学が独自で作成したテストであり、マーク方式もあれば記号や記述方式もあり、各大学によって異なっています。

国公立大学では必ず共通テストを受け、基本的にはにはその後に、一般選抜のテストを受けなければなりません

国公立大学の二次試験では、一般的に「生物基礎・生物」となっていて、生物基礎の範囲も含まれることに注意してください!

国公立大学によっては、二次試験で理科を二科目課しているところもあります。

また、主に国立大学では一般的には一般選抜は前期と後期のみですが、大学によってはどちらかしか募集していないといったこともあります。

異なる大学の異なるテストでも、前期は前期、後期は後期で日程はどの大学でも一緒であるため、前期と後期にそれぞれ一つずつしか受験することができません。

大学によっては一般選抜で生物を使わなくてもよかったり配点が大幅に異なったり前期と後期で科目が異なったりとする場合があるのでこれを参考に、志望する大学に合わせて各自で詳細に調べてみてください

↓参考記事一覧↓

【私立大学編】入試の方式【生物】

私立大学では、「生物」を試験科目として使用する入試の方式は、大まかに以下のようなものが挙げられます。

  • 共通テスト利用入試
  • 一般入試(主に前期・後期)

共通テスト利用入試ではその名の通り、マーク方式である共通テストの結果を利用して受験する方式です。大学によってはこれとは別に独自に作成したテストの両方を受ける共通テスト併用方式も採られているところもあります。

一般入試は国公立大学と同じで、大学が独自に作成したテストであり、マーク方式もあれば記号や記述方式もあり、各大学によって異なっています。

また、国公立大学の二次試験と同様、私立大学の一般入試でも基本的に範囲は「生物基礎・生物」となっています。

ここまででわかる通り、「生物」といわれたら生物基礎・生物のどの範囲も押さえておけば受験で「生物」が武器になってくれること間違いありません!

国公立大学と異なる点は、大学それぞれで入試の日程が異なっており、複数の大学の複数の入試方式を受験することができることと、一般入試では共通テストの結果を利用しないという点です

そして基本的に、私立大学の一般選抜では理科は一科目選択です。

私立大学でも様々な受験方式があったり、その大学特有の問題傾向もあったりするので、志望する大学についてよく調べてみましょう

↓参考記事一覧↓

【一般入試】獣医学部に合格するための勉強法【生物】

ここまで、各獣医大学の「生物」を試験科目として課す入試の方式について大まかにおさらいしてきました。

ここからは獣医学部に合格するための生物基礎と生物の勉強方法をおすすめの参考書を挙げていきながら紹介していきたいと思います!

生物は、他の理系科目(化学や物理)と比べると暗記系が多く暗記科目と言われています。

これはあながち間違っていません。

しかし、中には大学や問題にもよりますが、100文字程度、またはそれ以上の量を書かせる記述問題計算問題(簡単な例を挙げると、分子量の計算など)も問題として出題されることも少なくはありません。

さらにひねりを加えて、実験などの推測問題応用問題も出題されることもあります。

したがって、生物は数字の計算こそ少ないものの、他の理系科目と比べて同じくらい、またはそれ以上に科学的・論理的思考を求めてくる科目であるとも言えます。

これらのことを念頭に置いたうえで勉強方法を紹介していきます!

生物基礎と生物は、簡単に言ってみると教科書レベル→基本的な問題→入試問題や応用問題の順で勉強していくことをおすすめします。

教科書レベルの勉強法

経験上、教科書をおろそかにする人もいましたが、やはり教科書は重要です。

とはいっても、生物の教科書は厚く、生物基礎も併せると大体600ページは超えてきます。

こうなってくるともはや長い小説並みですよね(笑)

そこでおすすめなのが、とりあえず教科書を小説のように、しかし太字の重要単語についてイメージ・理解しながら読んでいくことです。

そして、学校の授業や塾・予備校、アプリなどの講義も併せて、雑学感覚で聞いてみるとより理解が増すかもしれません。

教科書で単語を覚える時は、重要単語の定義などを”理解して”覚えると、記憶に残りやすく記述にも対応できるためおすすめです。

教科書レベルのおすすめ参考書

  • 『改訂 生物基礎(生物)』など、学校で配られる教科書
  • 学校の授業や塾・予備校、アプリなどの講義
  • 大森徹の最強講義117講 生物』など講義系参考書

基本的な問題レベルの勉強法

教科書は重要といえども、やはり問題を解けなくては意味がありません。

これから入試問題や応用問題など、より実践的であったり、難易度の高い問題を解いていくにあたってその土台となるような問題を解いていきます。

ここで重要なのは、教科書レベルで身に着けた知識を応用したりアウトプットしていく感覚で解いていくことと、色々な種類の問題をできるだけ沢山解くことです。

基本的な問題レベルのおすすめ参考書

  • 『セミナー生物基礎+生物』
  • 『生物[生物基礎・生物]基礎問題精講』
  • 『生物の良問問題集[生物基礎・生物]』

入試問題や応用問題レベルの勉強法

ここでは、教科書レベルの知識が身についている・基本的な問題がある程度全体的に解けることを前提として、

目標とするレベルや志望する大学によって変わってきます。

例えば、国公立大学の二次試験の「生物基礎・生物」の問題で難易度の高い問題が出題されるという傾向を知っているならば、その高い難易度のレベルの問題ができるように、過去問題(過去問)や問題集で勉強するといったように対策します。

さらに、学校のテストや模擬試験(模試)、そして過去問で弱点や苦手な問題が分かっているなら、分野・単元別で勉強していくこともおすすめします。

入試問題・応用問題レベルのおすすめ参考書

  • 『実戦 生物 重要問題集 生物基礎・生物』
  • 志望する大学の過去問
  • 『大森徹の生物遺伝問題の解法―合格点への最短距離』など分野・単元別の問題集
  • 『セミナー生物基礎+生物』の応用問題

生物の勉強法番外編

ここでは、番外編として、学校などで配られる「資料集」を紹介します。

獣医学部/獣医学科の、特に私立大学の一般入試問題の生物では、教科書の指導要領を超えた変則的な問題が出題されることがあります。

そこで、より発展的な内容として、資料集を読んでみることをおすすめします。

ここで重要なのが、資料集を読むことが目的とならないように、気休めの読書感覚で読んでみること、です。

これまで学習してきて自分がもっと知りたい分野・単元であったり、大学の過去問の変則的な問題の解説としてであったり、これから獣医学生として役に立つ知識がきっと得られると思います。

まとめ

いかかでしたでしょうか。

ここで紹介した生物の勉強法は、あくまでいち獣医学生としてのものであり、個人的な意見も含まれています。

これから獣医学生になる皆さんにとって、受験生として、そしてこれから役に立つような勉強法を紹介できたでしょうか。

この記事で、生物を勉強してみたくなったり、少しでも生物の勉強法に関する悩みや疑問が解決できたという方がいらっしゃれば嬉しいです。

ここでは、獣医師を目指す学生の方へ向けた、勉強法や基礎知識などの記事を他にも投稿しているので、ぜひそちらもご覧ください!

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この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
本記事が受験生の参考になれば幸いです。