〈2025年〉獣医学部のCBT試験の日程

こんにちは、ベレクトNEXTです。

今回は、2025年獣医学部のCBT試験について解説していきます。

出題範囲、合格基準、過去の合格率なども記載しているのであわせてご確認ください。

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2025年 獣医CBT・OSCEの日程

発表待ち(ここ2年は12月中旬に公開されます)

試験は、4年生後期終了時から5年生前期終了時にかけて実施され、各大学で事情に応じて日程を決めています。

共用試験の実施時期はいつですか?

獣医学共用試験は、4年生後期終了時から5年生前期終了時にかけて実施されます。vetCBTではランダムに学生間で異なる問題が出題され、vetOSCEでは態度・技能が問われることから、必ずしも全国で統一的な日程を設定する必要はありません。したがって、各大学は参加型臨床実習の開講時期等それぞれの事情に応じて日程を決めています。具体的には、各学期が終了する2月から8月にかけて実施されます。やむを得ない事情で本試験を受けることができなかった学生に対する追試験や再試験の日程も別に用意されます。

※引用元:獣医学共用試験の実施_一般の方(獣医学共用試験)

過去5年の「CBT・OSCEの日程」公開日

獣医CBT

実施時期大学名
4年生の2月
5年生の5月
5年生の6月
5年生の8月

獣医OSCE

実施時期大学名
4年生の2月
4年生の3月
5年生の6月
5年生の7月

2025年 獣医学部のCBT試験の出題範囲

出題範囲問題数
導入・基礎獣医学(解剖・生理学など)100問
病態獣医学(寄生虫学・病理学など)100問
応用獣医学(衛生学・公衆衛生学など)40問
臨床獣医学(外科・内科学など)60問

出題範囲は例年変わりありません。

2025年の獣医学部CBT試験の出題範囲は、獣医学コアカリキュラムの講義内容です(一部は範囲対象外)。

問題数は合計300問で、コンピュータを使用して回答します。

獣医学の基礎知識について、一定の知識・技術・学力の有無を評価するための試験で、オンライン上で体験受験することも可能です。

※参照元:出題範囲/問題数(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)

NPO法人獣医学教育支援機構獣医学共用試験サイトでは、CBTの体験受験が可能です

2025年 獣医学部のCBT試験の合格基準

合格基準は例年変わりありません。

獣医学部のCBT試験の合格基準は60点(180問/300問中)です。

獣医学生は以下の2つの基準を満たすことで、参加型臨床実習を受講することが可能となります。

  • CBT試験で60点以上の点数を取ること
  • OSCEでC以上の評価を得ること

(A:十分に要件を満たしている、B:要件を満たしている、C:最低限の要件を満たしている、D:要件を満たしている)

※参照元:試験結果の取扱い(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)

2019~2023年「獣医CBT/OSCE」の合格率

獣医CBTの合格率

本試験追試験
2023年99.7%99.1%72.7%
2022年99.5%98.3%70%
2021年99.8%98.3%90.5%
2020年99.3%98.1%73.9%
2019年99.7%99.4%62.5%
※参照元:試験の実施結果(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)

2022年~岡山理科大学が加わり、17大学で実施。

獣医OSCEの合格率

本試験追試験
2023年
99.9%
99.0%92.9%
2022年100%99.5%100%
2021年99.9%99.4%85.7%
2020年100%99.4%100%
2019年99.9%98.0%95.5%
※参照元:試験の実施結果(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)

獣医CBT/OSCEは、2022年以降岡山理科大学が加わり17大学で実施されるようになりました。

CBTは本試験に比べて、追試験の合格率が低い傾向にあるものの、合計の合格率はいずれも99%以上です。

OSCEも本試験・追試験の合計合格率が99.9%〜100%と、非常に高い合格率となっています。

オンラインでの体験受験や教科書の章末問題など、基本的な試験対策をしっかりと行えば、しっかり合格を目指せる試験だと言えるでしょう。

まとめ

以上、2025年の〈2025年〉獣医学部のCBT/OSCE試験の日程の日程等、概要について解説しました。

CBT、OSCEともに合格率が非常に高く、基本的な試験対策を行えば問題ないでしょう。

この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
本記事が受験生の参考になれば幸いです。