こんにちは、ベレクトNEXTです。
今回は、2025年獣医学部のCBT試験について解説していきます。
出題範囲、合格基準、過去の合格率なども記載しているのであわせてご確認ください。
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2025年 獣医CBT・OSCEの日程
発表待ち(ここ2年は12月中旬に公開されます)
試験は、4年生後期終了時から5年生前期終了時にかけて実施され、各大学で事情に応じて日程を決めています。
獣医学共用試験は、4年生後期終了時から5年生前期終了時にかけて実施されます。vetCBTではランダムに学生間で異なる問題が出題され、vetOSCEでは態度・技能が問われることから、必ずしも全国で統一的な日程を設定する必要はありません。したがって、各大学は参加型臨床実習の開講時期等それぞれの事情に応じて日程を決めています。具体的には、各学期が終了する2月から8月にかけて実施されます。やむを得ない事情で本試験を受けることができなかった学生に対する追試験や再試験の日程も別に用意されます。
過去5年の「CBT・OSCEの日程」公開日
- 2023/12/13:2024年獣医学共用試験スケジュールを公開しました。
- 2022/12/12:2023年獣医学共用試験スケジュールを公開しました。
- 2021/12/1:2022年獣医学共用試験スケジュールを公開しました。
- 2020/12/1:2021年獣医学共用試験スケジュールを公開しました。
- 2019/12/20:2020年共用試験スケジュールを公開しました。
獣医CBT
実施時期 | 大学名 |
---|---|
4年生の2月 | |
5年生の5月 | |
5年生の6月 | |
5年生の8月 |
獣医OSCE
実施時期 | 大学名 |
---|---|
4年生の2月 | |
4年生の3月 | |
5年生の6月 | |
5年生の7月 |
2025年 獣医学部のCBT試験の出題範囲
出題範囲 | 問題数 |
---|---|
導入・基礎獣医学(解剖・生理学など) | 100問 |
病態獣医学(寄生虫学・病理学など) | 100問 |
応用獣医学(衛生学・公衆衛生学など) | 40問 |
臨床獣医学(外科・内科学など) | 60問 |
出題範囲は例年変わりありません。
2025年の獣医学部CBT試験の出題範囲は、獣医学コアカリキュラムの講義内容です(一部は範囲対象外)。
問題数は合計300問で、コンピュータを使用して回答します。
獣医学の基礎知識について、一定の知識・技術・学力の有無を評価するための試験で、オンライン上で体験受験することも可能です。
※参照元:出題範囲/問題数(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)
2025年 獣医学部のCBT試験の合格基準
合格基準は例年変わりありません。
獣医学部のCBT試験の合格基準は60点(180問/300問中)です。
獣医学生は以下の2つの基準を満たすことで、参加型臨床実習を受講することが可能となります。
- CBT試験で60点以上の点数を取ること
- OSCEでC以上の評価を得ること
(A:十分に要件を満たしている、B:要件を満たしている、C:最低限の要件を満たしている、D:要件を満たしている)
※参照元:試験結果の取扱い(NPO法人 獣医学教育支援機構 獣医学共用試験)
2019~2023年「獣医CBT/OSCE」の合格率
獣医CBTの合格率
年 | 計 | 本試験 | 追試験 |
---|---|---|---|
2023年 | 99.7% | 99.1% | 72.7% |
2022年 | 99.5% | 98.3% | 70% |
2021年 | 99.8% | 98.3% | 90.5% |
2020年 | 99.3% | 98.1% | 73.9% |
2019年 | 99.7% | 99.4% | 62.5% |
2022年~岡山理科大学が加わり、17大学で実施。
獣医OSCEの合格率
年 | 計 | 本試験 | 追試験 |
---|---|---|---|
2023年 | 99.9% | 99.0% | 92.9% |
2022年 | 100% | 99.5% | 100% |
2021年 | 99.9% | 99.4% | 85.7% |
2020年 | 100% | 99.4% | 100% |
2019年 | 99.9% | 98.0% | 95.5% |
獣医CBT/OSCEは、2022年以降岡山理科大学が加わり17大学で実施されるようになりました。
CBTは本試験に比べて、追試験の合格率が低い傾向にあるものの、合計の合格率はいずれも99%以上です。
OSCEも本試験・追試験の合計合格率が99.9%〜100%と、非常に高い合格率となっています。
オンラインでの体験受験や教科書の章末問題など、基本的な試験対策をしっかりと行えば、しっかり合格を目指せる試験だと言えるでしょう。
まとめ
以上、2025年の〈2025年〉獣医学部のCBT/OSCE試験の日程の日程等、概要について解説しました。
CBT、OSCEともに合格率が非常に高く、基本的な試験対策を行えば問題ないでしょう。