【獣医師・今井先生】に聞いた獣医国試の勉強方法やコツ、試験当日に意識したこと

こんにちは、ベレクトNEXTです。

今回は、ベレクトNEXT講師の獣医師・今井先生に獣医師国家試験について聞きました!

今井先生

過去問を繰り返して傾向を掴んで、「自己流の勉強をしない」ことが大切だと感じています。

そのためにも、勉強している仲間と交流したり、獣医の先輩たちに聞ける機会があれば活用することをオススメします!

試験勉強を開始した時期

6年生の秋頃(卒業研究が落ち着き、研究室のシフトが終わりだしたタイミングです)。

卒業試験が年末にあったので、それに合わせて勉強を開始しました。

先生の勉強法

約5〜10年分の過去問を解いて、間違えたところ、迷ったところを集中的に復習していました。

また、復習した際にその周辺で重要そうなポイントがあれば、一緒に覚えるように意識していました。

基本的には教科書、授業ノートを使っていましたが、ところどころ北大まとめも活用していました。

画像問題はカラーアトラスや教科書を活用していたように記憶してます。

試験勉強のコツ

試験にでたポイントは重点的に復習

  • 感染症関連
  • 大動物/小動物 内科学
  • 大動物/小動物 外科学

これらは1つの問題に複数の科目が関わっていることもあるので、特定の科目として意識して勉強していませんでしたが、試験にでたポイントは重点的に復習しました。

勉強しても点数が上がりにくいだろうな…と捨てました

国試の登場頻度が低い科目(実験動物、魚病など)は、勉強しても点数が上がりにくいだろうな…と思い、国試勉強の際は捨てました。

最低限の箇所のみ付箋を貼っておいて、パラパラ見返す程度です。

試験勉強で意識したこと

みんなができるところをできるように過去問で頻出の問題や必須問題は間違わないよう意識していました。

重箱の隅をつつくような問題や知識は無視して、ひたすら過去問で狙われる教科・分野を繰り返し復習しました。

また、勉強時間の合間には友達同士で問題を作り合ったりしていたのですが、自分で問題を作ると情報が整理されてより定着しやすかったです。

友達が解説してくれる時に自分は知らなかった情報も結構あった(実際、試験にもでた)ので、みんなと交流する時間も大切かと思います

試験当日に意識したこと

国試に限らず、試験の時のルーティンを決めていたので、当日も行っていました。

(ペンの置き方、など簡単なものですが…笑)

緊張しいなのでやはり当日は気持ちが落ち着かなかったですが、ルーティンがあったことで多少なりとも落ち着いて試験に臨めました。

当日・前日に覚えられる範囲はごく僅かなので、前日は散歩したり早寝して当日に備えました

また、自分が間違えやすいポイントをまとめたミニノートみたいなものがあると、試験の合間に確認したり、散歩中にも確認できるのでとても役立ちました。

獣医師国試試験を受けての振り返り・アドバイス

過去問を繰り返して傾向を掴んで、「自己流の勉強をしない」ことが大切だと感じています。

そのためにも、勉強している仲間と交流したり、獣医の先輩たちに聞ける機会があれば活用することをオススメします。

たまに、とっても細かいところまで覚えている天才的な人もいるので不安になることもありますが、みんなが間違えない問題を間違えないことが何より大切なので、あまり深掘りしすぎないことも必要かなと思っています。

勉強を始めたときは「あの教科書の山を全部頭に入れるのか…」と気が遠くなりますが、繰り返し問題を解いていると傾向が掴めると思います。

これから国試を迎える皆さん。

国試のある時期は風邪も流行りやすく体調面含めて気が張る時期でもありますが、どうか自分の実力を発揮できるよう過ごしていただければと思います。

この記事の内容が、今読んでくださっている方の参考になれば幸いです。

頑張ってください!応援しています。

この記事を書いた人

ベレクト運営事務局

獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
本記事が受験生の参考になれば幸いです。