獣医師国試「微生物学」の勉強方法と大事なこと4選

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こんにちは、ベレクトNEXTです。

微生物学は、細菌、真菌、ウイルスの分野に分かれており、それぞれ伝染病など他分野にも大きく関わっているため国試においてとても重要な科目になっています。

このページでは、獣医師国試「解剖学」の勉強方法と大事なことを解説しています!

ぜひ参考にしてみてください。

微生物学の勉強方法

  1. 分類を覚える
  2. 性状を正確に覚える
  3. その微生物が引き起こす疾患を覚える

分類、性状、疾患の順番に覚えましょう

伝染病や公衆衛生を勉強していく上で必要不可欠な知識となっているので、できる限り完璧に覚えましょう。

微生物学の勉強で大事なこと

分類を覚える

細菌

グラム陽性or陰性、嫌気性or好気性、球菌or桿菌で分類されています。

まとめに付属している表やゴロなどを使って覚えましょう。

ウイルス

DNAorRNA、1本鎖or2本鎖、エンベロープの有無で分類されています。

まとめに付属している表やゴロなどを使って覚えましょう。

真菌

真菌は細菌、ウイルスに比べると出題頻度は低くなってきます。

臨床的に重要なものを中心に覚えることをおすすめします。

性状を覚える

細菌

鞭毛、莢膜、芽胞の有無は細菌の性状としてよくきかれる部分です。

全ての細菌について覚えるのは厳しいと思うので、よく出てくる細菌についてはしっかり覚えておきましょう

また、選択培地もよくきかれるのでしっかり覚えておきましょう。

ウイルス

環状or直鎖状、大きさ、分節の有無、カプシドの形状などがよくきかれる部分です。

エンベロープのないDNAウイルスはおおよそ12~90nmとなっています。

このように、分類のときに覚えたエンベロープの有無などを活用すると効率的に暗記することができます。

また、ウイルスは発育鶏卵への接種場所を覚えておくことも重要です。

発育鶏卵の接種場所はイラスト上でも抑えておきましょう。

疾患を覚える

この後、伝染病を覚える足掛かりとして、疾患名から原因微生物を答えられるようにしておきましょう。

症状や分布に関しては伝染病で覚えればいいので、疾患との一対一対応ができていれば良いと思います。

他分野との関連

伝染病や公衆衛生の問題では、疾患が分かった上でその原因微生物の性状を問われることがあります。

せっかく伝染病や公衆衛生を勉強したのに、微生物学がおろそかになっていると正解が選べない可能性があります。

他分野で微生物が関連する時は、微生物学を復習しましょう。

まとめ

微生物学は他の分野との関連性も高く、国試の点数に占める割合がかなり高くなっています。

微生物学は基本中の基本だと思って、できる限り完璧を目指しましょう

この記事は、獣医師の鈴木先生が執筆しました。

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この記事を書いた人

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本記事が受験生の参考になれば幸いです。