皆さんこんにちは、オンライン予備校のベレクトです!
獣医を志望する皆さんの中には、獣医学科合格を目指す上で必要な英語力に自信が持てない方も多いと思います。
また、「そもそも一般入試ってどんな形式のテストがあるの?」といったような疑問や悩みをお持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は特に、一般受験では重要な「英語」の勉強方法について、各獣医大学の受験方式をおさらいしながら紹介していきたいと思います!
【おさらい】各獣医大学の入試の方式【英語】
一般入試では、事前に各大学の入試方式を調べ、それらをもとに各入試方式に対応して効率的に勉強していくのが重要だと思われます!
したがって、ここではまず国立大学と私立大学の「英語」を使った入試の方式について簡単におさらいしていきましょう。
※今回はあくまで一般入試に対する勉強法であるため、総合型選抜、公募推薦特別推薦選抜などの方式は除外しています
【国公立大学編】入試の方式【英語】
国公立大学では、「英語」を試験科目として使用する入試の方式は、大まかに以下のようなものが挙げられます。
- 大学入試共通テスト(旧センター試験)
- 一般選抜 前期
- 一般選抜 後期
大学入試共通テスト(通称:共通テスト)はマーク方式のテストであり、英語はリーディングとリスニングがあります。
国公立大学の一般選抜とは、いわゆる二次試験です。
いわば大学が独自で作成したテストであり、マーク方式もあれば記号や記述方式もあり、各大学によって異なっています。
国公立大学では必ず共通テストを受け、その後に一般選抜のテストを受けなければなりません。
また、主に国立大学では一般的には一般選抜は前期と後期のみですが、大学によってはどちらかしか募集していないといったこともあります。
異なる大学の異なるテストでも、前期は前期、後期は後期で日程はどの大学でも一緒であるため、前期と後期にそれぞれ一つずつしか受験することができません。
大学によっては一般選抜で英語を使わなくてもよかったり、配点が大幅に異なったり、前期と後期で科目が異なったりとする場合があるのでこれを参考に、志望する大学に合わせて各自で詳細に調べてみてください!
※国立大学、というより獣医学部・獣医学科を設置する大学の一般入試では共通テストのみ、一般選抜のみ、またはその両方で必ず英語を使う機会があるので注意してください!
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【私立大学編】入試の方式【英語】
私立大学では、「英語」を試験科目として使用する入試の方式は、大まかに以下のようなものが挙げられます。
- 共通テスト利用入試
- 一般入試(主に前期・後期)
共通テスト利用入試ではその名の通り、マーク方式である共通テストの結果を利用して受験する方式です。大学によってはこれとは別に独自に作成したテストの両方を受ける共通テスト併用方式も採られているところもあります。
一般入試は国公立大学と同じで、大学が独自に作成したテストであり、マーク方式もあれば記号や記述方式もあり、各大学によって異なっています。
国公立大学と異なる点は、大学それぞれで入試の日程が異なっており、複数の大学の複数の入試方式を受験することができることと、一般入試では共通テストの結果を利用しないという点です。
私立大学でも様々な受験方式があったり、その大学特有の問題傾向もあったりするので、志望する大学についてよく調べてみましょう!
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※先述した通り、どの大学でも英語は必ず必要なので注意しましょう!
【一般入試】獣医学部に合格するための勉強方法【英語】
ここまで、各獣医大学の「英語」を試験科目として利用する入試の方式について大まかにおさらいしてきました。
ここからは獣医学部に合格するための英語の勉強方法を大まかに、ざっと6つの要素に分けて紹介していきます!
英語は獣医学部に限らず昨今の入試では非常に重要度の高いものとなっています。
前もって言っておきますが、英語は一朝一夕で身につくものではなく、獣医学部専門に特化した勉強方法なんてものはありません。
単語や長文など目や耳、口で毎日英語に触れることで徐々に偏差値や得点が上がっていくものだと個人的に思います。
しかしながら、先ほど紹介したように各大学で入試の方式や配点、傾向が異なっており、大まかに、それに合わせて勉強していくことが必要になってきます。
そして、獣医学部の英語に対して一般的に言えるのが、単語や文法でも基礎的なレベルから標準的なレベルの問題が多いということです(例外はありますが)。
共通テストでも基礎的なレベルの問題が多いです。
たしかに、獣医学部の英語の一般入試では自然科学系のテーマが長文読解に多い、といったような傾向のようなものはありますが、基本的な英語力を確実にし、あらゆる形式の問題をより正確に、そしてより速く解けるような英語力を鍛えることを念頭に置きながら意識して勉強していきましょう!
単語
単語力は英語の基礎中の基礎です!
これが無いとどうにもなりません。毎日単語帳などに触れることを意識して勉強してみてください。
使用する単語帳は、自分が使っているもの、学校で配られたもの、その他受験用なら何でも構いません。
とにかく、反復して一冊を完璧にすることを心がけてみてください。
意味の分からない単語はその場で意味を類推してみて、文章を読んだ後や問題を解いた後に辞書を引いてみると尚よいです。
英単語ターゲット1700(1900まではいらない)
単語王
システム英単語
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文法
文法も単語と同じくらい大切で、英語の基礎(土台)となってくれるものです。
一口に文法といっても、時制に始まり、語法など様々な問題があります。
使用する教材は、文法問題集でも学校の教材でも構いません。とにかく反復するなどしてたくさん解いてみることを意識してみてください。
本来は文法書でインプットしてから、問題集でアウトプットするのが理想ですが、受験生に流石にその時間は無いと思います。
おすすめは、ひたすらアウトプットをしながら覚えていく方法です。一問一答型の問題集を使いながら、どんどん身につけていきましょう。
文章を読んでいたり、問題を解いていたりして解説を見ても分からない文法は後で参考書などで調べてみるとよいです。
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構文
構文は多くの人が見落としがちですが、英語の土台となってくれる重要な要素です。
単語や文法と比較すると優先度は落ちますが、長文を読んだり、問題を解いたり、解説を読む際にも役立ったりします。
その参考書を仕上げれば英語力をあげる大きな一助になってくれること間違いありません。
重要なのは、長文を読んだり、問題を解いたり、解説を読んだりしている際に行き詰まったら構文をほんの少し思い出してみて、それでも分からなかったら後で参考書など基本に立ち返ることです。
個人的には、英語の構文150―UPGRADED 99 Lessonsという参考書がおすすめです。
長文
長文は英語の要です。
当然のことながら、文章が読めなければどの大学の英語の試験で得点することは難しいでしょう。
一般的に英語学習で行き詰まったら一旦文章を読むのに立ち返ってみるとよい、と言われています。
文章を読んでみたり、長文読解問題を解いてみたり、毎日何か必ず英語の文章(できれば長文)に触れることを心がけてください。
使用するものは、参考書、問題集、学校の教材など教材はもちろんのこと、それらに限らずスマホのアプリ(例えばBBC News etc…)など何でも構いません。
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※補足:最近でた関先生のrulesという参考書が非常に使い勝手が良いようです!こちらも是非チェック!
国公立大学を志望する人、私立大学を志望する人に関わらず、そして自然科学系や動物系のテーマに限らず、経済など多くのテーマに触れるよう意識してみてください。
一方で、獣医学科の中には生物系の長文が出てくる事が多くあります。(特に私立の大学)
下記の大学の過去問題を一度は解いてみると、よい練習になると思います。
- 麻布大学の動物応用科学科
- 日本獣医生命科学大学の応用生命科学部
- 東邦大学の理学部・医学部
リスニング
リスニングは、志望する大学によって要不要が分かれますが、必要な人は国公立大学や共通テスト利用入試を受ける人がほとんどだと思います。
また、各大学によって配点も異なります。それらに合わせて勉強していきましょう。
リスニングが必要ならば、毎日耳と口で英語に触れることを心がけてください。
「口」とは、音読やシャドーイングなどです。これらは非常に効果的ですが、目的に応じて行いましょう。
また、音読は長文読解にも効果的です。
使用するものは、こちらも、問題集や学校の教材といった教材に限らず、スマホのアプリケーションでも構いません。
重要なのは問題を多く解いてみること、です。
総仕上げ
ここまでは基本的な英語の勉強法について述べてきました。
総仕上げとして、これまで養ってきた英語力を模擬試験や過去問題(過去問)、そして本番にぶつけてみましょう!
そして、それらの問題の傾向をつかみ、できなかったところを洗い出するなどして、基本に立ち返り、対策を立ててみましょう。
これは、志望する大学や入試方式によって異なってくるでしょう。
傾向と対策を調べたり、受けた模試を見直してみたり、過去問を解いてみたり、各自工夫して仕上げていきましょう!
まとめ
いかかでしたでしょうか。
ここで紹介した英語の勉強法は、あくまでいち獣医学生としてのものであり、個人的な意見も含まれています。
しかしながら、できる限り一般化して、多くに人に分かりやすく伝えれるように尽力しました!
この記事で、少しでも獣医を志望する受験生の疑問や悩みが解決したり、さらには英語に興味が湧いて得意になってくれれば幸いです!
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