こんにちは、獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
獣医学部への進学を検討するうえで、学費は非常に重要なポイントです。
特に私立大学では、6年間でかかる費用が大きく異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが必要です。
この記事では、酪農学園大学獣医学類の学費について詳しく解説するとともに、寮費や実習費など学費以外に必要な費用、さらに利用できる奨学金制度までまとめました。
進学後の経済的な見通しを立てる参考にしてください。
- 入学金や授業料を含めた6年間の総額は約1,404万円
- 私立獣医学部6校の中では中間的学費水準
- 日本学生支援機構などの奨学金のほか、減免制度もあり
酪農学園大学獣医学類の学費【入学金・授業料まとめ】
酪農学園大学の獣医学類では、以下のような費用が必要です(2025年度入学生向け情報を基に作成)。
入学金 | 300,000円(初年度のみ) |
授業料 | 1,710,000円(年額) |
施設整備費 | 440,000円(年額) |
実験実習費 | 140,000円(年額) |
これらを合計すると、年間の学費は約2,590,000円となります。
したがって、6年間でかかる総額は以下のとおりです:
2,590,000円(入学金300,000円を含む)+2,290,000円× 5年 = 約14,040,000円
他の学部と比べて学費が高く設定されているのは、実習や専門教育にかかるコストが大きいためです。
酪農学園大学獣医学類は他大学と比べて高い?【私立獣医学部6校で比較】
大学名 | 6年間の総額(概算) |
---|---|
岡山理科大学 | 約1,468万円 |
日本獣医生命科学大学 | 約1,428万円 |
酪農学園大学 | 約1,404万円 |
麻布大学 | 約1,400万円 |
北里大学 | 約1,350万円 |
日本大学 | 約1,334万円 |
酪農学園大学は、私立の中では中間的学費水準の部類に入ります。
また、国公立大学の学費(約350万円)と比べると大きな差がありますが、酪農学園大学では返済不要の奨学金制度(給費奨学金制度)や各種支援が充実しているのも特徴です。
関連記事:私立獣医学部の学費を徹底比較!安い大学は?奨学金制度は?
酪農学園大学獣医学類の学費以外にかかるお金
大学生活では、学費以外にもさまざまな費用がかかります。
- 寮費・アパート代:月額3〜8万円(場所・条件により異なる)
- 実習に伴う交通費・用品代:年数万円程度
- 教科書・白衣など教材費:年間5〜10万円程度
特に地方からの進学者にとって、住居費の負担は大きなポイントになります。
酪農学園大学には学生寮があるうえ、酪農学園生活協同組合にて下宿等の斡旋もしてくれます。
寮や下宿だと、ひとり暮らしをするよりも費用を抑えることができるでしょう。
酪農学園大学の公式HPに詳しい情報があるので、ぜひチェックしてみてください。
また、食事・家具付きで安心サポートもある学生専用の寮型マンション「学生会館ドーミー」や学生向けの宿泊施設や寮を紹介する情報サイト「学生寮.com」もチェックしてみると良いかもしれません。
関連記事:酪農学園大学の周辺家賃や物価
酪農学園大学獣医学類で利用できる奨学金・学費免除制度
制度 | 内容 | 参考ページ |
---|---|---|
日本学生支援機構奨学金 | 全国共通の公的奨学金制度で、第一種(無利子)と第二種(有利子)の貸与型があります。 | |
酪農学園大学 給付奨学金 | 学業成績優秀者や経済的支援が必要な学生に対し、返済不要の奨学金を給付する制度です。 | 奨学金・助成制度(酪農学園大学) |
酪農学園大学 特待生制度 | 入学試験の成績優秀者や在学中の学業成績優秀者に対し、授業料の一部または全額を免除する制度です。 | 奨学金・助成制度(酪農学園大学) |
民間団体や自治体等による奨学金 | 年間30 件近く民間団体や自治体等より奨学金の案内あり | 民間団体や自治体等による奨学金(酪農学園大学) |
兄弟姉妹等同時修学授業料減免 | 酪農学園大学に複数の学生が同時に修学する家庭の2人目以降の下級年次学生に対し、後期授業料から2分の1相当額を減免する制度。 | 奨学金・助成制度 |
酪農学園大学では、以下のような奨学金・学費免除制度を利用できます。
経済状況や成績に応じて、複数の制度を併用することも可能です。
奨学金制度のほか、減免制度もあります。
詳しくは、減免制度_学費・経済支援制度(酪農学園大学HP)をご確認ください。
関連記事:【獣医学部の奨学金一覧】獣医学部を目指している学生・保護者さまや獣医学生必見!
まとめ
酪農学園大学獣医学類は、中間的学費水準の大学です。
6年間の総費用は1,400万円を超えるため、奨学金制度や生活費の支援策も含めた資金計画が不可欠です。
進学を検討している方は、学費以外の費用や支援制度を総合的に確認し、自分に合った進路を見極めていきましょう。