こんにちは、ベレクトNEXTです。
今回は獣医師国家試験のC・D問題の対策方法について解説していきます。

A・B問題は分けて解説を行いましたが、C・D問題の私の推奨の対策は同様です。
CD問題の対策方法
画像はひたすらインプット!そして、考え方を習得せよ!
画像問題は特に臨床系と感染症の問題に関しては、典型的な症例の写真が用いられることが多いです。
いろいろな資料を用い、画像に見慣れておくことで、「あ、この画像は…!?」と脊髄反射的に回答できるケースもあるのではないでしょうか?
ただ何も分からず、インプットするだけでは少し問題をひねられるとわからない状態になってしまいます。
この状態は非常に良くありません。
しっかり画像の要因・考え方を理解し、問題がひねられても解けるように考え方を学びましょう。
C,D問題の出題内容としては、
といった科目が出てきます。
特にメインとなるのは、上の5つのものです。
ただただ知識を入れても問題を解くことが出来ません。
考え方を理解し、総合的に問題からヒントを読み解きましょう。
好発のものが本当に大事
画像問題なので、画像から読み解こうとする人もいらっしゃいます。
これは、非常にもったいないです!
国家試験は本当にヒントを様々なところに置いています。
犬種・年齢・性別に関して、好発のものしか基本的には出さないので読み落としがないようにしましょう。
画像問題の対策は…?
何と言っても、「麻布のカラーアトラス」は大変参考になります。
ただこれだけでは×。
獣医師国家試験に立ち向かうのにおすすめな資料としては、
- 感染症カラーアトラス
- 農水省等公的機関の感染症資料
- 病理組織カラーアトラス
- ない場合はIDEXXのサイト(https://www.idexxjp.com/manual/)
- 人の事例も参考になるので、こちらのサイトも参考にしてました(https://pathology.or.jp/corepictures2010/index.html)
他にもありますが、特に上記のものは参考なるので使ってみてください。
C,D問題は総合力
画像の知識ももちろん大事です。
でもそれ以上に、知識を総合的に用い、考えることが出来ているかがキーポイントとなります。
特に過去問を一度解くと、再度見直した際に画像が初見ではなくなるので、「あ、この画像といえば…」のような本末転倒な解き方をするひとがいらっしゃいます。
そうではなく、常に画像と問題とを読み解いて、解答を検討できるようにしましょう。
まとめ
今回は、獣医師国家試験の必須問題の対策方法についてまとめました。
必須問題、A・B問題の対策方法についてもまとめているのでそちらもぜひチェックしてみてください。
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