こんにちは、ベレクトNEXTです。
今回は獣医師国家試験のA・B問題の対策方法について解説していきます。
A問題の対策方法
- 過去問を徹底的に解析せよ!
- 得点チャンスな科目は「薬理学」、関係法規も
- 使うべき教材は…?
- A問題を制する者は、国家試験を制す
過去問を徹底的に解析せよ!
問題の出題傾向は毎年ほとんど変わりません。
問題の出題傾向を分析し、傾向に従い勉強を行うことをおすすめいたします。
A問題の出題内容としては、
といった基礎系の科目が8割程度出ます。
他には獣医内科学・獣医外科学といった臨床問題も出ます。
基礎系をしっかりインプットするのがA問題の主な対策方法です。
A問題はメンタルゲーム…???
A問題の鬼門は獣医解剖学でしょう。
毎年かなりの難問・迷わせる問題が多々出ます。
また、一番最初にまとまって解剖の問題が出てくるので、試験開始直後に全く分からず、パニックになってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、これがメンタルゲームといわれる由縁です。

私も「ここは解剖は全部落としても大丈夫~~。」くらいの心意気で解いていました。
逆に言うと、解剖を全部落としても大丈夫なくらい薬理・寄生虫などはインプットしていました。
得点チャンスな科目は「薬理学」、関係法規も
薬理学は本当に徹底的に覚えるだけで、得点率がアップします。
病理学・生理学も同様ですが、一部ひねった問題や珍しい病気を聞いてくることもあるので、充分に注意しましょう。
また、関連法規は知っているかが全てなので、大事な法律(これも過去問に出てくるような法律)を徹底的に学ぶようにしたら良いのではないかと思います。
使うべき教材は…?
大学の先生の授業が国家試験対策にそのまま準拠している場合は、それをそのまま使いましょう。
分かりにくい場合には、まとめ資料を用いるといいと思います。
また、過去問の周辺知識が問われることも多々ありますので、周辺知識の確認は怠らないようにしましょう。
寄生虫・薬理・微生物あたりは教科書も見やすいので併せて使うと良いです。
A問題を制する者は、国家試験を制す
基礎系が多いということは、多くの科目の土台となる知識ということです。
A問題に必要な知識はしっかりつけ、他の教科にも応用できる状態になると良いのではないかと考えております。
B問題の対策方法
- どの問題でもまずは分析!
- B問題の得点チャンスは「伝染病」「小動物臨床」「大動物臨床」
- 使うべき教材は…?
- B問題の得点率は安定させやすい!
どの問題でもまずは分析!
B問題の出題内容としては、
が多く出ます。
臨床系・応用系がメインで出てきますので、そこをしっかりしていきましょう。
B問題の得点チャンスは「伝染病」「小動物臨床」「大動物臨床」
伝染病の対策は徹底的に行いましょう。
伝染病は覚えたら点数が取りやすい科目なので、覚える範囲は多いですが、逆に言うと覚えるだけです。
小動物臨床・大動物臨床も得点源です。
病気を理解した上で、好発の病気や犬種をしっかり覚えましょう。
使うべき教材は…?
基本的には、A問題と同様です。
大学の授業資料→必要に応じてまとめ資料→国家試験の問題の周辺知識をインプットの流れです。
B問題の得点率は安定させやすい!
A問題と比較すると、極端に変な問題は出づらく安定させやすいのがB問題だと思います。
B問題の得点率が安定すると、合格点を取りやすくなるのではないでしょうか。
A,B問題はひたすら知識を身に着ける部分です。
過去問を参考に、しっかりインプットしてください。
まとめ
今回は、獣医師国家試験のA・B問題の対策方法についてまとめました。
必須問題、C・C問題の対策方法についてもまとめているのでそちらもぜひチェックしてみてください。
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