こんにちは!獣医専門オンライン予備校のベレクトです。
今回は、獣医学部推薦入試において合格しやすい大学についてまとめました。
まず初めに、べレクトが考えたランキングはこちらです。
- 岡山理科大学 獣医学科 推薦入試A日程・B日程
- 麻布大学 獣医学科 一般推薦入試
- 日本大学 獣医学科 公募推薦
- 北里大学 獣医学科 総合型選抜
- 酪農学園大学 獣医学類 一般推薦入試(生産動物医療者推薦)
- 日本獣医生命科学大学 獣医学科 公募制推薦
これらの順位になった理由を解説していきます。
まず初めに、推薦入試ときくと様々なことをイメージされると思います。
- 小論文
- 面接
- 学科試験
- 早期合格
など様々なことを思い浮かべるかもしれません。
受験生の中には
- 「私、小論文苦手だ・・・」
- 「一般入試よりも人と話したりする方が得意だし、面接とかの方が得意かも!」
などいろいろ思われるかもしれません。
今回の記事では
私立大学の推薦入試の入試内容などを一挙比較し、どこの私立大学の獣医学部の推薦入試が合格しやすいか
様々な角度からランキングをつけさせていただきます。
- 小論文を課す大学/課さない大学
- 推薦入試学科試験難易度ランキング
- 総合的な推薦入試難易度ランキング
先生
本記事を通して、あなたに合った大学の推薦入試を見つけていただければ幸いです。
※なお、本記事では比較をわかりやすくするため、学士編入試験や私費外国人留学生入試等は省かせていただきます。
推薦入試受かりやすいランキング(小論文・学科試験の観点から)
ここでは簡単に推薦入試の全体像をわかりやすく説明いたします。
私立大学の推薦入試は大学によって名称は少々異なってきますが、大きくは以下の3つの試験によって合否が決まります。
- 大学ごとの学科試験
- 小論文
- 面接
大学によっては学科試験の比重が限りなく小さかったり、小論文の試験がなかったりしてきますが、
私立獣医学部6大学すべての大学の推薦入試で面接は設けられています。
まずは以上のことをしっかりとおさえてください!
私立獣医学部の推薦入試は全大学で面接の試験はある!
- 小論文
- 学科試験
- 面接
で合否が決まる
小論文を課す大学・課さない大学
先ほど、大学によっては推薦入試において小論文を課さない大学があると説明させていただきました。
ここでは小論文を課さない私立獣医学部の推薦入試の大学についてまとめさせていただきます。
小論文を課さない推薦入試を実施している私立獣医学部
- 岡山理科大学 獣医学科 獣医学部 推薦入試A日程・B日程
- 日本大学 生物資源科学部 獣医学科 公募推薦
小論文の観点からの合格しやすいランキング
岡山理科大学、日本大学の獣医学科は推薦入試で小論文を課していません。
逆に、酪農学園大学、麻布大学、日本獣医生命科学大学、北里大学(2025年度より)では小論文が課されます。
つまり、
合否は大学ごとの学科試験と面接だけで決まることになるので、小論文を苦手としている受験生、小論文の対策をしっかりと行うことができそうにない受験生にはおすすめの推薦入試となっています。
上記のような受験生にとっては推薦入試の難易度(合格しやすいランキング)ランキングは以下のようになります。
小論文が苦手な受験生向けランキング
- 岡山理科大学 獣医学部 獣医学科
- 日本大学 生物資源科学部 獣医学科
- 酪農学園大学 獣医学群 獣医学類
- 日本獣医生命科学大学 獣医学科 獣医学部
- 麻布大学 獣医学科 獣医学部
岡山理科大学では面接は実施があるだけで、点数化されないと大学の入試要項に記載されています。
逆に日本大学は面接試験をかなり重要視しています。
面接試験は獣医学に関する背景知識を大変必要とします。
そのため、上記のようなランキングになりました。
もちろん、面接が得意といった受験生や獣医学に関する知識が豊富という受験生にとってはランキングも変動するかもしれませんので参考にしてください。
学科試験の観点から合格しやすいランキング
次に学科試験の難易度(難しい順)ランキングについて説明していきます。
学科試験 難しいランキング
- 岡山理科大学 獣医学科 獣医推薦入試A日程・B日程
- 日本大学 獣医学科 公募推薦
- 麻布大学 獣医学科 推薦入試
- 日本獣医生命科学大学 獣医学科 公募制推薦
- 酪農学園大学 獣医学類 一般推薦(生産動物医療推薦)
岡山理科大学獣医学科の推薦入試は、英語、数学、理科の3科目からならなり、数学の出題範囲は1A2Bとなっています。
逆に麻布大学獣医学科の推薦入試は数学、理科基礎、英語の3科目からの出題になりますが、数学の出題範囲は数学1Aのみとなっています。
日本獣医生命科学大学も同様です。
酪農学園大学獣医学類の推薦入試は2025年度から、小論文に加え基礎学力試験も加わりました。
基礎学力試験は点数が基準点(非公表)以下の者は、不合格となります。
小論文は200~300語程度の英語長文を読み、200文字で日本語で要約するといった内容のみとなっています。
英語の文章の難易度が年によって大きく変動し、難しい年だと、英検準1級を所持していても要約するのが非常に難しいレベルとなっています。
英語が苦手な受験生にとっては苦戦するかもしれません。
まとめ
やはり、学科試験の対策は進めやすいですが、面接試験、小論文は獣医学に関する多くの知識が必要になり、対策も難しいというのが結論です。
そのため、小論文、面接の比重が大きい大学の推薦入試は難しくなります。
以上が私立獣医学部の推薦入試における難易度のランキングとなります。
参考になりましたでしょうか?
本記事が獣医学部を目指されている受験生の参考になれば幸いです。
また、べレクトでは大学ごとに推薦対策講座を開講しています。
またベレクトでは全獣医学部の推薦入試対策講座を大学別に開講しています。
推薦入試対策講座では
- 志望理由書の書き方から無制限の添削
- 小論文、学科試験対策
*大学ごとで対策内容は異なります
*小論文は過去全大学で出題されたテーマに対応しています - 本番実践想定模試の実施
等が含まれています。
推薦入試について全くわからない段階から、指導させていただきます。
詳細は下記にまとめていますので、興味がある方は読んでみてください。
↓ベレクト推薦入試対策講座↓
ベレクト公式LINEからでも推薦入試に関する質問は承っております。
お気軽にご連絡ください。
関連記事